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ユーチューブ、香港デモ関連チャンネルを閉鎖

Charlotte Jee

2019年08月26日 07時35分更新

記事提供:MIT Technology Review

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ユーチューブが、「香港で起こっている抗議デモに関連する動画をアップロードする際、組織的な動きが認められた」として、210のチャンネルを閉鎖したとブログに投稿した。だが、これらのチャンネルがどのようなルールに抵触したのか、また、どのチャンネルが閉鎖されたのかすらまったく不明だ。

ユーチューブは、今回のチャンネル閉鎖は、「フェイスブックとツイッターが発表した、中国政府の活動の一環と思われるアカウントの検出および対応と一貫性を持たせるため」と説明している。フェイスとツイッターは、香港の抗議デモについて誤った情報を広めている、中国政府の活動の一部と見られる1000近いアカウントを停止したことを8月19日に発表した。 ユーチューブは、こうしたアカウントは接続場所を偽装するためにVPNやその他の方法を使っていることが認められ、多くのアカウントで「組織的な印象操作」に関連するその他の活動が認められたと説明している。

ただし、詳細は曖昧なまままだ。 ユーチューブのブログの投稿は、答えを提示するよりも、より多くの新たな疑問を生んでしまっている。これらのアカウントは、誤った情報を広めていたので閉鎖されたのか?それとも、組織的な動きが認められたからだろうか? ユーチューブは、削除されたアカウントの例や、投稿された動画の種類については発表していない。そのため、ユーチューブが、明示していないルールを選択的に適用しているように見えてしまう危険がある。

こうしたチャンネルをただちに閉鎖するというユーチューブの決定は、別の明白な疑問も生んでしまっている。香港デモに関連するこれらのアカウントをすぐに閉鎖できるのなら、なぜ、尖鋭化した意見を広めている極右主義者や白人の過激主義者たちのアカウントを閉鎖したり、陰謀論を流布しているアカウントを取り締まったりできないのだろうか?

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