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フル充電すれば1週間は余裕で使えるバッテリー性能

運動したくなるスマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT」

2019年08月19日 12時00分更新

文● 中山 智 編集●飯島恵里子/ASCII

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充電台とケーブルは別パーツになっており、充電台のポートはType-C

充電なしでも1週間は余裕で使えるバッテリー性能

 今回「HUAWEI WATCH GT」を使ってみて、いちばん驚いたのがバッテリーの持続時間。バッテリーをセーブするモードや2層式ディスプレーといった機能を活用したモデルなら数日間持続するものもあるが、一般的なタッチスクリーン搭載のスマートウォッチの場合、2日間使い続けるのが限界。

 一方「HUAWEI WATCH GT」は、フル充電から通知や時刻チェックといった使い方だけなら、まる24時間装着しつづけても8%から9%程度しか消費しない。スペックでは2週間となっているが、少なくとも1週間はずっと装着していても問題ないレベルだ。

決まった位置で貼り付けて充電する

 さらにGPSを常時稼働させて、ウォーキングやランニングの計測を行なうワークアウト動作時でも、30分間で約5%の消費だった。毎日1時間程度のトレーニングをしても、数日は充電なしで問題なく使える計算になる。バッテリー持続時間が長いので、就寝時にも装着してしっかりと睡眠ログをとることも可能だ

アプリはプリインストールされているものを使う

 独自OSのため、サードパーティーのアプリを追加するといった機能はないものの、スマートフォンの着信やメッセージ、SNSなどのアプリの通知表示に対応。アラームや天気予報の表示、さらにディスプレーを白く発光させて灯りの代わりにする懐中電灯機能もあるので、機能としては十分。

気圧計では、1日の気圧の変化をチェックできる

懐中電灯は画面が白く点灯し、ちょっとした灯りとして使える

 ただしメールやSNSの通知に対して返信したり、音声アシスタントでの検索といった機能に非対応。そのためインタラクティブな機能としては、Apple WatchやWear OSのスマートウォッチが上。スマートウォッチはディスプレーが小さいので、通知などが確認できればオーケーと割り切って、それよりもバッテリーの持続時間を重要視したいというユーザーにオススメだ。

メールやメッセンジャーの通知は確認できるが、返信機能はない

 ちなみに本製品にはフライトモードが用意されていない。飛行機の離着陸時など電波を出さないようにするには、電源を切るしかない。最近は安定飛行中ならWi-FiやBluetoothは使用できる航空会社や機材も増えてきているので、電源のオン・オフではなく、フライトモードで対応したいところだ。

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