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フル充電すれば1週間は余裕で使えるバッテリー性能

運動したくなるスマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT」

2019年08月19日 12時00分更新

文● 中山 智 編集●飯島恵里子/ASCII

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右が12月発売モデルで、左が今回レビューしているモデル

大きな違いは進化したベルト

 12月に発売されたモデルと大きく違うのは、ケースのカラーとベルトの素材。ケースの素材はステンレスと同じだが、カラーは12月のモデルがブラックもしくはシルバーだったのに対して、チタングレーとなっている。チタン自体に特定の色があるわけではないのでイメージしにくいが、つや消しのブラックといったところ。

ベルトの厚みなどはあまり差はないが、手触りなどは新モデルのフルオロエラストマーのほうが良い

 ベルトに関しては12月のモデルがブラックはシリコン、シルバーは表がレザーで裏面がシリコンを採用。今回の新ラインアップではダークグリーンとオレンジの2色展開。素材はシリコンではなく、フルオロエラストマーを採用している。フルオロエラストマーはApple Watchのスポーツモデルに付属しているバンドにも使われている素材。

 シリコンよりも耐久性があり、かつ手触りも良い。12月に発売されたブラックのシリコンバンドと比べると、フルオロエラストマーのほうがコシのある感触でより高級感も感じられる。

レバーで簡単に取り外しできるクイックリリースピン仕様なので、簡単に市販のベルトに替えることもできる

 手に持ってみると、見た目のデザインから受ける印象よりは軽く感じる。腕に装着してみても不快さはない。ただ手首をちょっとひねった時にケースの重みを感じるときがある。

見た目バランスが悪いというわけではないが、装着時はややケースの重さが気になる

 いわゆる時計メーカーの時計ではあまり感じない感覚ではあるので、このあたりの微妙の仕上げの違いが時計メーカーの技術や知見、歴史などの差にでているようだ。とはいえ微妙なわずかな感覚なので、普段使うぶんにはまったく問題はない。

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