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デノン、幅280mmでネットもハイレゾもOKなフルデジタルアンプ「PMA-150H」

2019年08月14日 17時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 デノンは8月9日、DSD11.2MHz/PCM384kHz/32bi対応のUSB DAC機能やネットワーク再生機能を備えた、小型のフルデジタルアンプ「PMA-150H」を9月下旬に発売すると発表した。価格は12万円(税別)。

 DRA-100の後継モデルで、クアルコムのデジタルアンプ「DDFA」の最新版を搭載する。従来2つのチップに分かれていた、PWMモジュレーターとフィードバックプロセッサーを統合。省スペース化により、回路設計や部品選択の自由度が上がったとする。PMA-150Hでは、駆動力を増すため、これをBTL構成で利用(直列で接続)し、定格出力は35W+35W(8Ω)、70W+70W(4Ω)を得ている。

DDFAモジュール

 ヘッドホンアンプには、PMA-60と比べて5.5倍に高出力化。疑似A級動作で、歪みが少なく透明感の高いサウンドが得られるという。また、3段階のゲイン切り替え機能を備え、300Ωや600Ωといったハイインピーダンスのヘッドホンにも対応できる。

 回路や部品には、サウンドマネージャーによる入念な試聴で選定したパーツを投入。新たに、ネットワーク、デジタル、アナログのセクションを、独立基板にしている。

 HEOSの技術を使い、Amazon Music、AWA、Spotifyなどストリーミング再生も可能。AirPlay 2やBluetooth、また、Alexaを使ったキャスト機能など、スマホやスマートデバイスとの連携機能も充実している。

 本体には光デジタル入力端子を2系統、同軸デジタル入力端子を1系統装備。音声を光入力で検出した際に自動でオンにできるため、テレビなどとの連携も便利だ。テレビリモコンを学習させることも可能。また、ワイドFM対応のFM/AMラジオチューナーを装備する。

 筐体には、5mm厚のアルミ合金を採用(PMA-60よりも2mm厚い)し、表面にサンドブラスト加工を施している。ほかにアナログ入力端子×2、サブウーファーアウトなども持つ。本体サイズは幅280×奥行き337×高さ104mmで、重量は5.6kg(アンテナを伏せた状態)。

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