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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第623回

オリンパス「OM-D E-M1 Mark II」とともに真夏の夜の猫を撮る

2019年08月14日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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クルマの下も夏の定番猫スポット

 もうひとつ夏の定番スポットは、低くて風通しがいい……車の下。もっと奥にいればよいものの、端っこでくつろいでるから、ちょっとはみでた前足でバレるのである。

夏は車の下に隠れてることが多い。日陰だし、風通しはいいし、やはり涼しいのである。2019年8月 オリンパス OM-D E-M1 Mark II

 別角度から這いつくばって近づいてみると、舌をしまい忘れてるのがちょっとキュートなのであった。

別角度から寄って見た。身体を広げてぺちゃっと地面に付けて放熱しようとしてる(んだよね、たぶん)のが夏。冬は逆に熱を逃がさないよう丸くなる。2019年8月 オリンパス OM-D E-M1 Mark II

 さらに夏の猫散歩にオススメなのが夜。夜は涼しい……いや、昨今の夏は夜でも暑くて汗をかいたりするのだけど、昼間に比べればずっとましである。猫的にもそうで、昼間なら絶対くつろがないような場所にいるのだ。だから、夜にコンビニへ買い物に行くときは、カメラに明るい単焦点レンズをつけていくのである。そうするとこんな風景に出会えたりする。

街灯の光がぎりぎりあたるところにいてくれたおかげでコントラストのある写真になった。2019年8月 オリンパス OM-D E-M1 Mark II

 昨今のカメラは高感度に強くて手ブレ補正もしっかりしてるので、夜でもぶれずにしっかり撮れてありがたい。そうそう、夜の猫にフラッシュは使わないこと。これは鉄則。

 そして、できるだけ街灯の光が猫にほんのりでもいいから当たっていること、さらには背景は暗い方がいい。背景で、夜に撮ったのだなってことが伝わるから。夜には夜っぽく撮りたい。冒頭写真のような感じで、夏の夜の猫。道路から撮ってるので猫に街灯がほんのりあたってるけど、背景は真っ暗だ。

 もういっちょ、光の条件はよくないけど、おかげで夜らしさが強く出た。シルエットを活かしつつ夜の猫である。

塀の上を歩いてた猫、カメラを向けたら振り返ってくれた。レンズはシグマの「56mm F1.4 DC DN」。夜猫撮影に欠かせないのだ。2019年8月 オリンパス OM-D E-M1 Mark II

 ちょっと痩せてるのが気になったけど、「にゃつバテ」に負けず、暑い夏を乗り越えてくださいと祈る。夏の夜の猫を撮るときのネックは……夏は日が沈むのが遅いこと。残暑くらいの季節が一番いいかもしれない。

 では、みなさまもよい残暑を。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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