リーズナブルな価格ながらNVMe対応のM.2 SSDを採用
Ryzen 3 2300U搭載で4万円台、結構使える高コスパ15.6型ノートPC (2/3)
2019年08月07日 09時00分更新
普段使いなら問題なし
軽めのゲームなら遊べる
次にパソコンの総合的なパフォーマンスを見るため、PCMark 8を実行してみたところ、下図のようにスコアが3801となった。また、PCMark 10では、3043というスコアになった。
PCMark 10のスコアの詳細をみると、マシンの基本性能を示す「Essentials」が6489、表計算やワープロなどのビジネス系アプリの処理性能を測る「Productivity」が4558と高め。快適さの目安となる3000を超えているので、ウェブブラウジングやメール、ビジネス文書作成などには十分な性能を持っているとわかる。クリエイティブ系の性能を示す「Digital Content Creation」は2587となっているが、内訳をみるとPhoto Editing Scoreが3833なので、軽めの写真編集ならこなせそうだ。
次に、3DMarkも実行してみた。ゲーミングノートやミドルレンジPC向けのテスト「Sky Diver」で4490という結果。インテル UHD グラフィックス 620を搭載した比較機に比べて3割ほど高いスコアが出ている。軽いゲームならそこそこプレーできそうだ。
そこでゲーム系のベンチマークもいくつか試してみた。まずドラゴンクエストX ベンチマークソフトは次のようになった。
ドラゴンクエストX ベンチマークソフト スコア | |||
---|---|---|---|
グラフィック設定 | 解像度 | スコア | 評価 |
低品質 | 1280×720ドット | 6836 | 快適 |
標準品質 | 1280×720ドット | 6562 | 快適 |
最高品質 | 1280×720ドット | 6060 | 快適 |
New Inspiron 15 3000のディスプレーは1366×768ドットなので、ゲームもHD解像度までになるが、ドラゴンクエストX程度の負荷なら快適に遊べる結果になった。
続いて「FINAL FANTASY XIV: 紅蓮の解放者(リベレーター) ベンチマーク」も試してみた。こちらは最高品質(ノートPC)では設定変更を推奨されたが、グラフィックス設定を下げれば遊べなくもないというのがわかった。低価格ノートパソコンながら、負荷の低いゲームであれば遊べるというのは、うれしいポイントだ。
FINAL FANTASY XIV: 紅蓮の解放者 ベンチマークの結果 | |||
---|---|---|---|
解像度 | 品質 | スコア | 評価 |
1280×720ドット | 標準品質(ノートPC) | 3120 | やや快適 |
1280×720ドット | 高品質(ノートPC) | 2614 | やや快適 |
1280×720ドット | 最高品質 | 1912 | 設定変更を推奨 |