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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第42回

RTX 2060 SUPER搭載PCでMMORPGを満喫

【今月の自作PCレシピ】“FFXIV”や“黒い砂漠”を満喫! 約15万円のゲーミングPC

2019年08月10日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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Core i5-9400FやPCIe3.0×2 M.2 SSDをチョイス

 ビデオカードにPC総額の3分の1を割り振っている寺崎さんのゲーミングPC構成、そのほかのPCパーツはコストを抑え気味になっているが性能や品質、信頼性といった面に不満のない構成になっている。

 まずCPUには6コア6スレッドで2万円を切る「Core i5-9400F」をチョイス。話題は2万6000円前後で12スレッドを実現するコスパ優秀な第3世代Ryzenに集まっているが、ゲームプレイがメインの用途なら、6コアで必要十分と言える。

 組み合わせるマザーボードもバランス重視でチョイス。高品質、大迫力オーディオを楽しめるRealtek ALC1220&Creative Sound Blaster Cinema 5や、安定した通信に定評のあるインテルLANチップを採用しつつ、1万4000円前後の手ごろな価格となっているASRockのH370チップセットのゲーミング向けマザーボード「Fatal1ty H370 Performance」になる。

 ストレージはNVMe M.2 SSDになるが、内部インターフェースがPCIe 3.0×2で最大リード1700MB/sec、ライト1450MB/secとなるWestern Digital「WD Blue SN500 NVMe SSD」の容量500GBモデルだ。アクセス速度はPCIe 3.0×4のNVMe SSDに負けるが、同価格帯の2.5インチ SSDからは3倍近く高速なので不満なく使えること間違いなしだろう。

 コストを抑えつつも、信頼性と安定性に定評があるSanMax製メモリーと、長時間ゲーミングも安心なCPUクーラーを構成に選んでいるあたりは、さすがアーク古株スタッフの寺崎さんと言った感じで、ゲーム中の不安定要素をしっかり排除している。

高コスパゲーミングPC自作の定番CPUである6コア6スレッドの「Core i5-9400F」。2万円アンダーの価格になっている

H370チップセットを採用するASRock「Fatal1ty H370 Performance」。10フェーズの電源回路や電源周りの大型ヒートシンクなどで安定性に不安なし

PCIe 3.0×2接続のNVMe SSD「WD Blue SN500 NVMe SSD」の500GBモデル。高速なリード・ライトで、OSやアプリ、ゲームを快適に操作できる

マイクロンチップを採用したSanMaxのDDR4-2666 8GB×2枚組みになる「SMD4-U16G48M-26V-D」

Core i5の付属CPUクーラーでは、若干高負荷作業が不安。本構成ではCooler Masterの120mmファン採用サイドフローCPUクーラーの「MasterAir MA410P」を搭載

付属ファンはRGB LED搭載。マザーボード搭載LEDとともに、CPUソケット周りを彩れる

NVIDIA最新GPUのGeForce RTX 2060 SUPERを搭載するInno3Dの「GEFORCE RTX 2060 SUPER TWIN X2 OC」

デュアルファン仕様の2スロット占有GPUクーラーを採用。バックプレートを装備し、補助電源コネクターは8ピン×1仕様になる

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