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X570マザーボード選びに迷ったら質実剛健なMSI「MEG X570 ACE」がオススメ

文●林 佑樹(@necamax) ●編集/北村/ASCII編集部

提供: エムエスアイコンピュータージャパン

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Wi-Fi6対応アンテナが付属
信号強度を高めたUSBポートも◎

 最後にインターフェースを見ていこう。バックパネルは一体型となっており、Wi-Fi6や2.5Gbイーサがアピールポイントとなっている。

 バックパネルには、Wi-Fi6対応アンテナポート、PS/2ポート×2、USB 3.2 Gen2 Type-C×1、USB 3.2 Gen2 Type-A×3、USB 3.2 Gen1 Type-A×2、USB 2.0 Type-A×2、2.5Gbイーサ(Realtek RTL8125)、1Gbイーサ(Intel WGI211AT)、オーディオ(optical+plug)がある。

バックパネル。BIOSのアップデート用とCMOSクリア用のボタンがあるのがポイント

Wi-Fiアンテナが付属するのがうれしい

 VR ReadyとプリントのあるUSB 3.2 Gen2 Type-Aポートは、リピーターチップにより信号強度を高めたもので、USBケーブル長が長くなりがちなVR環境向けに対応している。

 オーディオは、Realtek ALC1220に加えて、ESS製DACも備えているほか、ノイズ対策も入念になされている。またインピーダンス最大600Ωにまで対応。自動検出であるのも使い勝手がいい。

有線LANやUSBポートの違いはプリントで識別可能だ

実売価格は4万9000円前後
機能からすると安価に感じる

 MSI MEG X570 ACEはフラッグシップに近いグレードのマザーボードであるため、価格は高めとなっているが、それに見合う機能と安定性が魅力だ。

 ことゲームプレイは長時間の負荷が継続的に続くばかりか、それが頻繁となるため、パフォーマンスの低下なく、ド安定志向のマザーボードが望ましい。その点、MSI MEG X570 ACEはOC環境でも安定動作を狙い、フェーズ回りやチップセット回りの安定性を重視している。

 逆にいえば、定格のまま運用するのであれば、余裕を持った状態を維持できるため、ゲームだけでなく、3Dグラフィックスや動画編集など、延々と起動させ続けることの多い環境にも向くものだ。

 もちろん、M.2の冷却も触れたように専用ヒートシンクがしっかりと機能しており、グッバイSATA路線を目指す人にもオススメだ。X570チップセット搭載マザーボード選びに迷ったら、MSI MEG X570 ACEからまずはチェックしてみよう。

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