X570マザーボード選びに迷ったら質実剛健なMSI「MEG X570 ACE」がオススメ

文●林 佑樹(@necamax) ●編集/北村/ASCII編集部

提供: エムエスアイコンピュータージャパン

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

SSDの温度は高負荷時でも50度前後
高温による速度低下を気にする必要はなし

 SSDがどれほど冷却できているかを調べてみよう。計測はアイドル時とCrystalDiskMark 6.0.2を5回連続で実行しつつ、温度変化をMSIマザーボード管理アプリケーションDragon Centerの機能から温度を計測した。室温は26~27度。ケースはLian Liの検証台「T70-1」を採用した。

 結果は、アイドル時で42度前後、負荷をかけ続けた状態で48~50度とわかりやすい傾向になった。PCケースに入れエアフローを確保した場合は、上記傾向よりもやや低めの温度になるだろう。そのため、MEG X570 ACEを使用した場合、M.2の熱については気にする要素は室温くらいで、SSD自体の熱によるパフォーマンス低下を心配する必要はない。

負荷時の温度傾向。スポット1にSSDがあり、スポット2はブランク。Dragon Center読みの温度データを加味すると、十分な放熱性能がある。また上記のヒートパイプも機能しており、上部と左上での放熱も確認できた

PCI Express 4.0対応のCFD製SSD「CSSD-M2B1TPG3VNF」(ファームウェアバージョン:EGFN11.0)を使用した

 またPCIe 3.0世代のM.2ストレージの場合は、上記温度よりも10度ほど低い傾向になった。流用したり、極端に速度を求めなかったり、または価格帯的に大容量のものを選びやすいといった背景からすると、これも付属のヒートシンクは効果的だ。

Dragon Center。各種ステータスの確認に便利。MOSの温度もわかるのがいい

CrystalDiskMarkの結果と、計測直後の温度。M.2 1がCFD CSSD-M2B1TPG3VNF、PCIE 3にWD Black SN750 NVMe WDS100T3X0C。またCrystalDiskMark 6.0.2のスコアからわかるように熱による影響はない結果となった

過去記事アーカイブ

2024年
01月
02月
03月
04月
2023年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2022年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2021年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2020年
01月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2019年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2018年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2017年
01月
03月
05月
06月
07月
09月
10月
11月
2016年
01月
03月
05月
06月
09月
11月
2015年
01月
03月
04月
06月
2014年
05月
06月
09月
10月
11月