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格安データ通信SIMを買って格安に使い倒す! 第131回

最新iPhoneでキャリアそのまま、格安で“ギガ”を増やせるeSIM契約

2019年07月28日 12時00分更新

文● 正田拓也 編集● ASCII編集部

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IIJmioのウェブサイトから契約すれば
すぐにeSIMが利用可能になる

 まず、eSIMでの契約には現行最新モデルのiPhone XS/XRが必要で、かつキャリアから購入した端末の場合はSIMロック解除が必要だ。IIJmioのeSIMはドコモのネットワークを使いエリアも同じ。しかし、IIJmioが独自にコントロールするSIMのため、たとえドコモ販売分のiPnoneであっても、IIJmioのeSIMは利用できない。

 対応したiPhoneさえ用意できれば、あとはウェブサイトで契約するだけ。ウェブ上に用意されるQRコードを表示させて、iPhoneから読み取る必要があるため、iPhoneとは別のPCなどで手続きするのが望ましい。

IIJmioのウェブサイトから申し込む。7月中の開通なら初期費用1円というキャンペーンが適用される

 申込完了後に届く「ご利用開始のお知らせ」というEメールにはアクティベーションコードとURLの記載があり、IIJmioのウェブサイトにアクセスする。そこで表示できるQRコードをiPhoneの「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信プランを追加」から読み取る。これがeSIMのプロファイルを設定したことになる。

メールで届く利用開始案内から、URLを開くとQRコードが表示される

iPhoneへの登録は、[設定]→[モバイル通信]から[モバイル通信プランを追加」から

 途中、「保証されていないモバイル通信プラン」という注意が出されるが、IIJmio「eSIMプラン (ベータ版)」自体がベータ版として試験サービスのため、ある程度はユーザーで解決する覚悟は持っておきたい。最後の方で選ぶ、主回線と副回線の役割だが「“副回線”をモバイルデータ通信にのみ使用”」を選ぶ。

最初にIIJmioのeSIMを設定したときにこのような注意が出る。eSIM側ではデータ通信のみを利用する

 一応これで通信ができるようになったが、テザリングで使うためには、APNの設定を手動でしておく必要がある。「設定」→「モバイル通信」→「副回線」→「モバイルデータ通信ネットワーク」において、「モバイルデータ通信」と「インターネット共有」の項目にIIJmioから指定されるAPN情報を設定する。

これで2回線の同時待受が可能になった。アンテナピクトは2つを上下に表示する

eSIMはそのままで自動でAPN設定がされるが、テザリングで利用するには手動での設定が必要。また、データ通信はどちらのSIMで利用するかを選ぶことも可能

IIJmioは初月から通信量も月額利用料も日割

 「eSIMプラン (ベータ版)」に契約したらすぐ6GBまで使い放題と思いたいところだが、注意点もある。IIJmioの場合、加入月は日割で計算される。月額料金はもちろんのこと、データ通信容量も日割。そのため、月末に加入すると割り当てられる通信量が小さい。月末に開通させるとすぐに上限に達してしまい、翌月1日まで我慢しなければならない。

 OCN モバイル ONEのような初月無料や、月末加入でも1ヵ月分の容量が割り当てられる他の格安SIMとは異なっている点は注意が必要だ。また、不満があったとしてもIIJmioは開通翌月末まで解約ができない。契約期間を最短で済ませるには、月末に開通させることが有利だ。

混雑による速度低下も格安SIMと基本同じ

 注意しなければならないのは混雑による速度低下の問題だ。MVNOの格安SIMでは一般に、多くのユーザーが使う平日の12時台は速度低下が発生する。IIJmioも例外ではなく、今回のeSIMプランでも同様の傾向がある。

 混雑時間帯以外では下りで100Mbps超の速度を出すこともあるIIJmioだが、昼の混雑には弱く200~300kbpsまで速度低下することも。もしも、昼休み休憩に見逃したテレビドラマをネット視聴することが目的なら、動画がカクカクと停止して快適に見られない可能性がある。

午前中の会社が始まる前での計測。100Mbpsオーバーということもあるが、反面、極端に遅い時間帯も

 ただし救いは、混雑時間帯でも上りの速度は他社に比べて速いことが多く、動画のアップロードや高解像度写真の投稿が多いユーザーからにとってはIIJmioはありがたい格安SIMとなっている。

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