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T教授の「戦略的衝動買い」 第541回

スクリーンセーバー起動を力技で止める「Screensaver killer」を衝動買い

2019年07月24日 12時00分更新

文● T教授、撮影●T教授、編集●南田/ASCII編集部

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赤い基板に電子回路部品やスイッチをはんだ付け
USBプラグ部分もむき出しの「Screensaver killer」

 「Screensaver killer」は、実測58×30mmサイズの赤い派手な基板に電子回路部品やスイッチがはんだ付けされ、USBプラグ部分もむき出しのマニアック感漂う超楽しいアイテムだ。

サークル「FLINT」のScreensaver killer。赤い基板が癖のあるハードウェア的な雰囲気だ

サークル「FLINT」のScreensaver killer。赤い基板が癖のあるハードウェア的な雰囲気だ

Screensaver killerの表面には、ATMELのAVRマイコン「MEGA32U4」、3個のスイッチ、赤・黄・白の3個のLEDなどが搭載されている

Screensaver killerの表面には、ATMELのAVRマイコン「MEGA32U4」、3個のスイッチ、赤・黄・白の3個のLEDなどが搭載されている

 実際にScreensaver killerの行なっている操作は“30秒に1度、マウスを1ピクセル動かしてまた戻す”という単純な操作だけ。この操作により、Screensaver killerをUSBポートに接続したパソコンは絶対にスクリーンセーバーモードには入らない。

インターフェースは基板むき出しのUSBだ

インターフェースは基板むき出しのUSBだ

パソコンのUSBポートに接続することでHIDデバイスとしてドライバーなしで自動認識される

パソコンのUSBポートに接続することでHIDデバイスとしてドライバーなしで自動認識される

 そして、Screensaver killerにはマウスの左クリック、Enterキー入力、Escキー入力を一定間隔で自動的に連打するというおまけ機能が付いている。機能を有効にするには、基板上のそれぞれの機能が書かれているすぐ隣のスイッチをLEDライト側に倒すことで有効化できる。

おまけの機能を起動させる左から、マウスの左クリック、Enterキー入力、Escキー入力のスイッチ。LED側にスイッチを倒せば、割り振られたキーの連打を自動起動する。実行時はLEDライトが点灯する

おまけの機能を起動させる左から、マウスの左クリック、Enterキー入力、Escキー入力のスイッチ。LED側にスイッチを倒せば、割り振られたキーの連打を自動起動する。実行時はLEDライトが点灯する

実際に起動中のScreensaver killer。Escキーが連打する設定にしてある

実際に起動中のScreensaver killer。Escキーが連打する設定にしてある

 マウスの左クリック、Enterキー入力、Escキー入力の各シグナルは、スイッチ操作だけでひとつだけでも全部でも、スイッチ投入と同時に実効化することができ、動作中の機能はLEDライトで表示される。

 また、マウスの左クリック、Enterキー入力、Escキー入力の機能の連打間隔は、Escキースイッチの右横にあるボリュームをドライバーで回転させることで、 0.5~10秒のいずれにも簡単に設定を変更できる。

CPUの脇にある連打間隔を0.5~10秒に設定するボリューム

CPUの脇にある連打間隔を0.5~10秒に設定するボリューム

ボリュームは精密なドライバーで簡単に回転して調整設定が可能だ

ボリュームは精密なドライバーで簡単に回転して調整設定が可能だ

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