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eX.computerから4K映像制作向けのワークステーション2機種が発売

2019年07月16日 16時00分更新

文● 高橋佑司

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 Project Whiteは7月16日、BTOパソコンの「eX.computer」から、4K60pノンリニア編集に対応した映像制作向けのワークステーション「WA9J-Z190XT/NR」「WA9J-Y190XT/NR」を発売した。

 価格はWA9J-Z190XT/NRが88万3224円、WA9J-Y190XT/NRが129万5784円。

 CG・映像クリエイターのための総合誌CGWORLDを展開する「ボーンデジタル」、サムスン製SSDの販売特約店「ITGマーケティング」、パソコン専門店「TSUKUMO」の三社が構成・検証した製品。

 VRED、Nuke、Premiere、AfterEffects、3ds Max、Mayaといったアプリケーションで、1フレーム40MBを超える非圧縮のDPXシーケンスファイルを編集することを想定している。

 高いマルチタスク性能を発揮するため、WA9J-Z190XT/NRがCore i9-9900X、WA9J-Y190XT/NRがCore i9-9900XE エクストリーム・エディション・プロセッサーを搭載。グラフィックスはGeForce RTX 2080 Ti。

 作業用ドライブは、SSD「Samsung 970 EVO Plus」4基を、HighPoint NVMe RAIDカードアダプターに搭載したRAID-0構成で、読み書き約5000MB/sの速度を実現しているとのこと。

 10GBase-T対応ネットワークカードとThunderbolt 3拡張カードも搭載し、ファイルストレージへのデータ保存や編集ファイルの共有も素早いとする。CPUクーラーにはどちらも水冷を採用している。

 メモリーは、WA9J-Z190XT/NRが64GB、WA9J-Y190XT/Nが128GB。OSはどちらもWindows 10 Pro。ストレージは、WA9J-Z190XT/NRが1TB SSD、1TB SSD×4(合計4TB)、4TB HDD。WA9J-Y190XT/NRが1TB SSD、2TB SSD×4(合計8TB)、6TB HDD。

 BTOのため、構成はカスタマイズすることも可能。

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