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ポタフェス 2019夏 秋葉原 第4回

新製品とともに振り返る、ポタフェストピックス

2019年07月15日 06時10分更新

文● ASCIIほか

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意外とゲーミングヘッドセットの展示が少ない

 eSportsなどが盛り上がっているので、ありそうだと思っていたのだが、意外と少なかった。イベントの性質などもあると思うのだが、最近オーディオテクニカが発表した「ATH-G1」(有線密閉型:2万円台前半)、「ATH-G1WL」(無線密閉型:3万円台前半)、「ATH-PDG1a」(開放型:1万円台半ば)の展示を見てハッと気づいた次第。

 ちなみにATH-G1/G1WLはとても軽くて、しかも汗などにも配慮した製品。またマイクを取り外せるというのも意外に便利な点だ。マイクにもヘッドセットにもノウハウのあるブランドだけに、経験のあまりないゲーミングデバイスでも実用的な提案が多く盛り込まれていた。

ドルビーのノイキャンヘッドホンがなかなかいい感じ

 クアルコムのブースで発見した「DOLBY DIMENSION」。米国発売済みで、日本未上陸だが、なかなか質感や装着感がいい。直径40mmのドライバーを内蔵し、AAC、aptX、aptX Low Latencyに対応する。Dolby LifeMixというサラウンド感をコントロールできる機能のほか、外音の取り込みやアクティブノイズキャンセリングなどかなりの多機能だ。左側のハウジングがコントロール部になっており、タッチして「LifeMix」をオン/オフする。

 「Cinematic Sound」機能によって、映画館のような音場を再現でき、アトモスコンテンツはBluetooth経由でも、自動的にベストな状態にコントロールできるという。面白いのは、この再生中に頭を左右に振ると、その位置をトラッキングして、音の定位が変わる点だ。なお、内部にはクアルコム製のチップが入っている。装着感もよく、音も低遅延。クレードルに置くと自立するようになっていて、なかなかおしゃれである。

アプリ画面

aptX Adaptiveのデモもやっていた

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