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サイコム山田氏が惚れ込んだ!?

新進気鋭のゲーミングチーム「CrazyCatsCosmo」の素顔に迫る

2019年07月19日 11時00分更新

文● 宮里圭介 編集● ジサトラカクッチ

提供: サイコム

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フリーになったMAOxox選手の獲得で現在のCCCに

 このチーム改革で合流したのが、MAOxox選手だ。

「PJSには別のチームで参戦していたのですが、そのチームがGrade2から降格したのを機に解散となってしまいました。フリーになったことで新しく参加できるチームを探していて、その候補のひとつがCCCでした」(MAOxox選手)

 αリーグの頃から「MAOxox選手がヤベー」といっていたのが、kanarian選手。MAOxox選手がフリーになり、チームを探していると聞くと「kanarian選手がめちゃくちゃ口説き始めた(佐藤氏談)」そうだ。

 PJSで活躍していたMAOxox選手だけにGrade1、Grade2のチームからも引き合いは多く、色々なチームで練習試合を体験したり、メンバーと話をしたりと、1ヶ月くらいチームを選び続け、最終的にCCCを選んだという。

「昔から色々なゲームでチーム活動してきたのもあって、プレーのうまさだけでなく、メンバー同士の人間関係を重視したというのが大きいです。その部分はかなり踏み込んだところまで詳しく聞いて、CCCならうまくやっていけると感じ、(kanarian選手からしつこく誘われていたのもあり)最終的にCCCへ加入しました」(MAOxox選手)

 PJSのレギュレーション上、メンバーの変更がしづらくなっていることもあり、長く続けるのであればメンバー同士の関係は重要なポイントとなる。このあたりを意識したうえでの選択だったのだろう。

 Grade1やGrade2のチームであればすぐにリーグ参戦でき、再び活躍できるにも関わらず、あえてPaRからの挑戦となるCCCへの加入に不安はなかったのかと聞いてみたところ、この逆に、むしろ自分の実力が試せる機会だとの力強い言葉が返ってきた。

「リーグのために移籍するのも悪くないと思いますが、それを基準にチームを選びたくなかったんです。それならむしろ、PaRから参戦してGrade2へ上がり、そしてGrade1へと戻ってこれたらカッコイイなって」(MAOxox選手)

 この言葉通り、CCCはGrade1へと昇格しているのだから、チームを見る目は確かだったわけだ。

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