第9世代CoreプロセッサーにGeForce RTX 2070 Max-Qを搭載、ベンチマークをチェック
144Hz液晶でガッツリゲームできる性能を薄型筐体で実現する15.6型ノートPC
2019年07月13日 09時00分更新
144HzディスプレーでFPSもガッツリプレー可能
「レインボーシックス シージ」と「Apex Legends」のフレームレートをチェック
では、実際にゲームをプレーしたときのフレームレートをチェックしていく。「レインボーシックス シージ」は、テロハント時のフレームレートをFrapsでチェック。マップは新しくなった「カフェ・ドストエフスキー」で、グラフィックス設定は超高でチェックした。
結果は、3回とも平均が144fpsを超えた。144fps貼りつきとはいかないものの、144Hzディスプレーの恩恵を存分に活かしたゲームプレーができそうだ。
「Apex Legends」は、実際にプレーした際のフレームレートをチェック。こちらはさすがに平均が100fps前後となったが、60fps以上では遊べる。アンビエントオクルージョン品質などの設定を変更すれば、もう少しフレームレートを上げられるのでいろいろと試してみてほしい。
ゲームは快適にプレーできるが、ファン駆動音と熱に注意
以上のベンチマークで、フルHDであれば快適にゲームがプレーできるのがわかった。加えて、筐体がコンパクトなので、普段の作業もこなすメインマシンとして併用するのもありだ。ただし、少し気になるのが駆動音と熱。負荷が高いゲームなどをプレーしていると、ファンが思いっきり駆動しだし、結構な騒音となる。ヘッドセットをしてプレーしていればさほど気にならないが、そうでない場合は結構気になってしまうだろう。
また、ゲームプレー時や文章作成時に手を置く部分はそこまでではないが、とくにキーボード上部はとても熱くなる。駆動音や熱が気になるのが嫌だという人は、自宅で使う際は、ノートパソコン用の冷却台に設置して使用すると、少しではあるがどちらもやわらいでくれる。筐体が薄くコンパクトな分、駆動音と熱はトレードオフとして考えておいたほうがいいかもしれない。
とはいえ、GALLERIA GCR2070RGF-Eのサイズ感で144Hzディスプレーを搭載し、しかもゲームが快適に遊べるマシンはなかなかない。自宅で部屋を移動して遊んだり、友人宅で一緒にPCゲームを遊びたいという人は、GALLERIA GCR2070RGF-Eを検討してみてほしい。
試用機の主なスペック | |
---|---|
機種名 | GALLERIA GCR2070RGF-E |
CPU | Core i7-9750H(2.6GHz、6コア/12スレッド) |
グラフィックス | GeForce RTX 2070 Max-Q |
メモリー | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD(M.2接続/NVMe対応) |
ディスプレー | 15.6型(1920×1080ドット)、144Hz、ノングレア |
内蔵ドライブ | ー |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0 |
インターフェース | USB 2.0、USB 3.0×2、USB 3.1(Type-C)端子、mini DisplayPort×2、HDMI出力、有線LAN端子、マイク入力端子、ヘッドフォン出力端子、SDカードリーダー |
サイズ/重量 | およそ幅360×奥行245×高さ27mm/約2.01kg |
OS | Windows 10 Home(64bit) |
価格 | 22万6778円から |