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NEC、AIを活用した需要予測サービスのウェブ版を提供開始

2019年07月08日 17時00分更新

文● 阿部

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「多目的予測分析」の画面イメージ

 NECは7月8日、「需給最適化プラットフォーム Webサービス版」を、Amazon SaaSストアにて提供開始した。

 需給最適化プラットフォームは、製造・卸・物流・販売といったバリューチェーンにおける、需要と供給を最適化するサービス。最先端AI技術の活用により、高精度な需要予測と要因分析を実行し、過剰な生産や発注による廃棄ロス削減を実現するという。

 ウェブサービス版は、ウェブブラウザーから利用可能。サービスメニューは、「客数予測分析」と「多目的予測分析」の2つ。

 客数予測分析は、来店客数や販売数などのデータを入力するだけで、来客数の予測が可能。多目的予測分析は、ユーザーが目的に応じた分析モデルを設計し、販売数や出荷数などの予測ができる。

 これらは、需給最適化プラットフォームと同様、販売実績などのデータにくわえ、NECから提供する気象情報などのコーザルデータを組み合わせて利用できる。予測に影響を与える要因分析もできるため、業務分析への活用も可能とする。

 メニュー内容と利用可能なコーザルデータは、順次拡充予定とのこと。

 提供価格は、客数予測分析が月額4万9800円から。多目的予測分析が月額9万9800円から。

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