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ベーシックインカムの可能性探る「AIで変わる仕事の未来」開催

2019年07月08日 14時02分更新

文● MIT Technology Review Event Producer

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人工知能(AI)の進化は知識労働にも大きな変化をもたらす。脱労働社会が到来した時、私たちの生活や社会はどうなるのだろうか? MITテクノロジーレビューは7月22日、駒澤大学の井上智洋准教授をお招きし、「AI・自動化で変わる仕事の未来ーベーシックインカムは私たちを幸せにするか?ー」を開催する。

人工知能(AI)関連技術の進歩への期待が高まるに連れて、急速な機械化・自動化が私たちの仕事や暮らしに与える影響を懸念する声が高まっています。

過去の歴史でも、テクノロジーの進化による労働の変化は起きています。産業革命では機械化によって肉体労働が自動化され奪われましたが、AIの進化は知識労働にも自動化の波をもたらすと見られています。多くの仕事が自動化されたとき、私たちの生活や社会はどう変わるのでしょうか。

そこでここ数年注目されているのが、ベーシック・インカム(最低所得保障制度)です。シリコンバレーの著名アクセラレーターであるYコンビネーターが米国で実証実験を始めたほか、2020年の米大統領選でも導入を公約に掲げる候補者が現れるなど、実現へ向けた動きは高まっています。一方で、財源や分配方法など含めて実現可能性を疑問視する声も依然として根強く、本格的な導入には至っていません。

今回のEmerging Technology Niteは、『AI時代の新・ベーシック インカム論』の著者である、駒澤大学の井上智洋准教授をお招きし、自動化によって変わる「仕事の未来」と「ベーシックインカムの可能性」について講演いただくとともに、会場のみなさんと議論していきます。

■Emerging Technology Niteとは?
MITテクノロジーレビュー[日本版]が平日夜に開催するマンスリー・イベントです。最前線で活躍する研究者や起業家など有識者の方をお招きし、いま注目したいエマージング・テクノロジー(萌芽技術)や社会の最新動向をリアルの場でお届けします。

■登壇者紹介


井上 智洋(いのうえ ともひろ)

駒澤大学経済学部准教授、早稲田大学非常勤講師、慶應義塾大学S FC研究所上席研究員、AI社会論研究会共同発起人。博士(経済学)。慶應義塾大学環境情報学部卒業。2011年に早稲田大 学大学院経済学研究科で博士号を取得。早稲田大学政治経済学部助 教、駒澤大学経済学部講師を経て、2017年より同大学准教授。 専門はマクロ経済学。最近は人工知能が経済に与える影響について 論じることが多い。著書に『新しいJavaの教科書』『 人工知能と経済の未来』『ヘリコプターマネー』『人工超知能』『 人工知能は資本主義を終焉させるか』『AI時代の新・ベーシック インカム論』『純粋機械化経済』などがある。

いま、MITテクノロジーレビューに新規で有料購読会員に申し込むと、今回のイベントに500円で参加できます。(2500円割引)さらに、テクノロジーが変えていく「働き方」についての関連記事をまとめたeムック『Future of Work ポストAI時代に向けて考える、「働くこと」の意味』もダウンロード可能です。


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