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松村太郎の「アップル時評」ニュース解説・戦略分析 第46回

Apple Watchアプリの時代が来る:

アップル「Swift UI」が注目される理由

2019年07月02日 09時00分更新

文● 松村太郎 @taromatsumura

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●Apple Watchアプリの時代が来る

 今回Apple Watch向けにiBooksのオーディオブックアプリ、ボイスメモアプリ、そして電卓が追加されました。

 そういえばボイスメモアプリは、Project Catalystと名前がつく前から、昨年iPadとMacに同じコードから作られたアプリとして追加されました。

 現地で確認するチャンスはありませんでしたが、このボイスメモアプリ、iPad・Mac向けのアプリと同じコードを、SwiftUIを使ってApple Watch向け画面を作って提供しはじめたのではないか、と思ったのです。

 もちろん小さな画面と、iPhoneやiPadに比べてパワフルさに欠けるプロセッサしかないApple Watchのことですから、全てのアプリがWatchアプリになるわけではないでしょう。しかし、いつでも手首で実行できるアプリの開拓は、これから始まるのではないでしょうか。


筆者紹介――松村太郎

 1980年生まれ。ジャーナリスト・著者。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。またビジネス・ブレークスルー大学で教鞭を執る。米国カリフォルニア州バークレーに拠点を移し、モバイル・ソーシャルのテクノロジーとライフスタイルについて取材活動をする傍ら、キャスタリア株式会社で、「ソーシャルラーニング」のプラットフォーム開発を行なっている。

公式ブログ TAROSITE.NET
Twitterアカウント @taromatsumura

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