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業界人の《ことば》から 第349回

島根富士通は世界トップの競争力 PC累計生産台数が4000万台を突破

2019年06月27日 09時00分更新

文● 大河原克行、編集●ASCII

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今回のことば

「出雲の地でモノづくりを続けてこられたのは、変化に柔軟に対応し、たゆまぬ改善を積み重ね、常に変化ができたためである。今回の累計生産4000万台の達成は、さらなる成長へ向けた通過点である」(島根富士通の神門明社長)

 富士通ブランドのノートパソコンを生産する島根富士通は、1990年10月に操業を開始して以来、累計生産台数が4000万台に達した。

 現在、日本国内でパソコンを生産しているのは、NECパーソナルコンピュータの米沢事業場やパナソニック コネクティッドソリューションズの神戸工場、富士通のデスクトップパソコンを生産する富士通アイソテック、VAIOの本社工場、マウスコンピューターの飯山工場、エプソンダイレクトの安曇野工場といったところである。なかでも島根富士通は、国内最大規模の累計生産台数を誇る工場だ。

 2000年に公開された劇場版アニメ映画「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」では、「島根にパソコンなんてあるわけないじゃん!」というセリフが登場。いまでもそのセリフが一部で話題になったりしているが、実は、日本で最もパソコンを生産している会社が、島根に存在するということになる。

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