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低コスト化、ダウンサイズ化を実現

QDレーザ、新方式の網膜走査型レーザーディスプレーを開発

2019年06月24日 14時35分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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 QDレーザは6月20日、網膜走査投影技術を駆使した新方式の網膜走査型レーザーディスプレーの開発に成功したと発表した。

 同社では三原色レーザー光源からの微弱な光と高速振動する微小な鏡(MEMS ミラー)を組み合わせて網膜上に映像を描く技術開発を続けており、原理的に視力(ピント調節能力)に依存しないことから見やすいディスプレーが可能となるとしている。2018年にはこの技術を用いてヘッドマウントディスプレー「RETISSA Display」を発売しているが、新たに開発したプロトタイプはさらなる小型化や低コスト化を進めたという。

 開発したプロトタイプ「Retissa Handy」は水平視野角40度の手持ちサイズディスプレー、「Retissa Flex Periscope」は小型プロジェクターと柔軟な画像伝播光学系を組み合わせることで眼鏡をしたままでの網膜投影型ディスプレーを実現するという。

 Retissa Flex Periscopeでは画像伝播光学系を用いることで、眼球周辺の部品サイズをミニマイズできる。いずれもフリーフォーカス特性により、装着者の視力に依存しない。これらのプロトタイプは独ミュンヘンで6月24日~27日に開催されるLaser World of Photonics 2019にて展示・動作デモを行なう予定。

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