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よりリーズナブルになった「Dell G3 15」シリーズの外観や使い勝手を紹介

10万円台の高性能15.6型ゲーミングノートPCは趣味や普段使いにマッチ! (2/2)

2019年06月15日 10時00分更新

文● 山口優 編集●市川/ASCII

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ディスプレーやキーボードは趣味でも一般的な作業でも活躍

IPS方式を採用した15.6型フルHDディスプレーを搭載

 ディスプレーは15.6型フルHDの非光沢パネルを採用している。IPS方式のため視野角は水平垂直とも160度と広く、多少斜めから見た程度では色味やコントラストが大きく変わることはないのはうれしいポイント。

 色域はNTSC比で45%となっており、広色域化が進む最近のハイエンドノートと比べるとちょっと物足りないものの、エントリーノートやビジネスノートの内蔵ディスプレーとしては標準的な性能ではある。発色はナチュラルなので、メールやウェブ、ビジネス文書の作成などの日常的な用途で使う分際に不満を感じることはあまりないだろう。

 リフレッシュレートもパソコン用ディスプレーとしては標準的な60Hzとなっている。実際にゲームをプレーしていて描画の滑らかさが足りないと感じるシーンはほとんどなかったが、FPSやTPSなどを本格的に楽しみたいというユーザーは上位シリーズの「New Dell G5 15 スペシャルエディション」などを検討してみるのもいいかもしれない。そちらなら、オプションで144Hzの高リフレッシュレートに対応したディスプレーを選ぶことが可能で、よりチラつきやカクつきの少ない映像が楽しめる。

フルサイズの標準的なキーボードとクリックボタン一体型タッチパッドを搭載している。キーボード右奥には、指紋認証センサーが内蔵された電源スイッチを装備

 キーボードは、各キーが独立したアイソレーションタイプで、テンキーが標準装備されている。キーストロークは浅めだが、キーピッチは約19mmと余裕がある。また、キーとキーの間隔もやや広めのおかげでタイピングはしやすく、入力ミスも起きにくかった。3つ以上のキーの同時押しには対応していないようなので、FPSやMMOで少しでも有利に運びたい場合は別途ゲーミングキーボードを導入した方がよいが、通常のメール作成や文書作成ならこのキーボードでも十分快適に操作できそうだ。

試用機はバックライト非搭載だが、オプションでバックライトを内蔵した英語キーボードを選択することもできる

 ちなみに、本製品の日本語キーボードはバックライト非搭載だが、直販サイトでブルーのバックライトを搭載した英語キーボードを選ぶことができる。ユーザー側でライトの色などをカスタマイズすることはできないのでゲームプレー時に役立つことはなさそうだが、雰囲気を盛り上げたいなら購入時に英語キーボードを選択するのもひとつの手だろう。

 タッチパッドはクリックボタン一体型で操作エリアが広いため、スクロールやフリックなどのジェスチャーがやりやすい印象。表面がさらっとしていて指の滑りがよいのと、タップやクリックしたときの反応もよいため、ウェブページのテキストの選択やドラッグ&ドロップなどの細かい操作もしやすいのが好印象だった。

 普段使いにもマッチする洗練されたデザインの筐体に高性能を凝縮した、Dell G3 15。今回は、その外観や使い勝手を中心に紹介したが、次回は気になるパフォーマンスをチェックしていこう。

試用機の主なスペック
機種名 Dell G3 15 プラチナ(GTX 1050 Ti搭載)
CPU Core i7-8750H(最大4.1GHz)
グラフィックス GeForce GTX 1050 Ti(4GB GDDR5)
メモリー 8GB
ストレージ 1TB HDD+128GB SSD
光学ドライブ
ディスプレー 15.6型ワイド(1920×1080ドット)
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)+ Bluetooth 5.0
インターフェース USB 3.1×2、USB 2.0、HDMI 2.0、有線LAN端子(10/100/1000イーサネット)、ヘッドホン/マイク、2-in-1 SD/MicroMediaカードスロット
OS Windows 10 Home(64bit)

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