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CES ASIA 2019レポート

戦車型ロボも登場! CES ASIAで見つけた最先端の尖ったガジェット

2019年06月14日 12時00分更新

文● 中山 智 編集● ASCII編集部

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JDIは視覚と聴覚、さらに嗅覚を使って
リラックスできる新感覚デバイスを展示

 ジャパンディスプレイは同社の技術を活用した3つのコンセプトプロダクトを展示。「XVG-01」は、レコードプレーヤーを模したデザインで、室内のムードをコントロールするためのデバイス。円形のタッチディスプレーを装備しており、環境映像とそれに合わせた音楽を奏でられる。さらに本体下部からはディスプレーの映像に合った香りも放出され、視覚と聴覚だけでなく、嗅覚も使ってリラックスした環境を作り出せる。2019年夏にクラウドファンディングを開始予定とのこと。

レコードプレーヤーのような外観の「XVG-01」

本体下部のスリットから香りを放出する

 そのほかバイクのヘルメットに装着するヘッドアップディスプレー「XHD-03」やキャラクターのライブ映像を高精細なディスプレーに映し出して高品質のサウンドも楽しめる「LPX-01」を展示。

 「XHD-03」は以前発表されているモデルを改良。ヘルメットのバイザー上部に取り付けるようになっており、より安全に見ることができるようになっている。また、スマートフォンとの連携機能も搭載されており、ブースでは実機でスマートフォンに表示した映像が「XHD-03」に映し出されているのが体験できた。2019年に発売予定。

改良が加えられたバイク用ヘッドアップディスプレー「XHD-03」

スマートフォンに表示した映像を「XHD-03」に映し出せるようになった

 「LPX-01」は、「実在感のある映像表現を追求したミュージックディスプレイ」をコンセプトとし、6型で1080×2160ドットの高精細液晶ディスプレーを搭載。中国でもアニメキャラクターのライブ映像は人気のようで、プロダクトの前は多くの人が立ち止まって注目していた。こちらも2019年に発売予定。

高精細ディスプレーを搭載したミュージックディスプレー「LPX-01」

両サイドにスピーカーを装備し、映像だけでなく音声もハイクオリティー

透明ガラスの指紋認証センサー技術も展示

腰に巻き付けておくと
転倒時に0.18秒でふくらむエアバッグ

 中国のSuzhou Garment Belt Protection Intelligent Technologyは、腰に巻き付ける人間用のエアバッグ「Intelligent care belt」を展示。高齢者向けの製品で通常は筒状のベルトになっており、腰にバックルで装着。転倒を自動で検知して0.18秒でふくらみ腰などをガード。骨折などを防いでくれる。

人間用のエアバッグ「Intelligent care belt」

腰に巻いて装着するだけなので簡単

ブースではビデオで動作の様子を説明していた

ふくらんだ状態のエアバッグ部分

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