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Photoshop CCやPremiere Proの起動が劇的に速くなる!

大容量HDDを高速で使えるインテル® Optane™ メモリー搭載PCのススメ

2019年07月09日 11時00分更新

文● 北川達也 編集●ジサトライッペイ

提供: インテル

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まとめ:Optaneメモリー搭載PCを使うと
もうHDDだけのPCには戻れない

 ベンチマーク結果からわかるように、Optaneメモリーは特にOSやアプリの起動時間において絶大な効果を発揮している。このサクサク感を体験してしまうと、Optaneメモリーのない単なるHDD搭載PCは使いたくなくなるほどの快適さだった。また、検証していて気づいたことだが、Optaneメモリー搭載PCのアプリ起動時間は基本的にバラツキが非常に少ないのに対し、HDD搭載PCはかなりのバラツキが発生していたことも付け加えておきたい。

 例えば、Optaneメモリー搭載PCにおけるPremiere Proの起動時間は、最短と最長の差が3秒しかなかった。しかし、HDD搭載PCでは最大40秒以上の差があった。つまり、Optaneメモリー搭載PCはHDD搭載PCよりも、日常でよく使用するアプリが常に快適に起動するということを示している。

 しかしながら、Optaneメモリーはなんでも無条件に高速化できるわけではなく、用途によっては高速化の効果が少ないケースもあるということは覚えておきたい。例えば、大きなファイルのコピーなどがその代表例だ。

 Optaneメモリー搭載PCでは、Optaneメモリーをアプリなどの読み出しの高速化用と書き込みの高速化用に分けて利用している。この配分は不明だが、今回のテスト結果では少なくとも3GBぐらいのデータのコピーであれば大きな恩恵を受けられる一方で、Optaneメモリーの容量を超えるデータをコピーすると確実にその恩恵が少なくなることがわかった。また、写真のRAWデータを現像し、保存するというような用途でもアプリの起動時間ほど大きな効果は得られない。

 とはいえ、Optaneメモリーがもたらす全体としての効果は非常に大きい。Optaneメモリー搭載PCはHDD搭載PCよりも若干コスト高になるが、そのコストを支払ってもお釣りがくるだけの体感速度をユーザーに提供することは間違いない。また、そのコスト高もSSD搭載モデルに比べればわずかなものだ。日常的に使用するPCはキビキビ動作すればするだけ、生産性も向上するだろう。大容量かつ安価なOptaneメモリー搭載PCはコストパフォーマンスが高く、多くのユーザーに購入を検討していいただきたい製品である。

■関連サイト

提供:インテル

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