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7月23~24日開催、テーマは「クラウドからクラウドネイティブへ」【早期/読者限定割引あり】

CloudNative Days&OpenStack Days、2019年の見どころは

2019年06月11日 07時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 2019年7月23日(月)、24日(火)の2日間、「CloudNative Days Tokyo 2019」「OpenStack Days Tokyo 2019」の2イベントが東京・虎ノ門ヒルズフォーラムで開催される。5月末に両イベントの実行委員会が開催した記者説明会では、イベント概要や「今年の見どころ」などが紹介された。

今回の両イベント共通テーマは「+Native ~クラウドからクラウドネイティブへ~」

 OpenStack Days Tokyo(OSDT)はOpenStackユーザー会が中心となって、過去6回の開催で累計1万人を超える来場者を集めてきた、OpenStack Foundation(OSF)公認のイベントだ。またCloudNative Days(CNDT)は昨年からOSDTと併催するかたちで立ち上がり、広くオープンインフラストラクチャの技術について議論するイベントだが、今年は、これまで別のイベントとして運営されていた「Japan Container Days」と統合した“新生CNDT”として開催される。

 OSDT実行委員会 委員長の長谷川章博氏(ALBEIT)は、両イベントを併催する理由について「OpenStackとコンテナ、クラウドネイティブは非常に相性が良い。両方を合わせて議論するケースが多いため」と説明する。

OpenStack Days TokyoとCloudNative Daysの位置付け

 今年の両イベント共通テーマは「+Native ~クラウドからクラウドネイティブへ~」となっている。CNDT実行委員会の共同委員長である草間一人氏(Pivotalジャパン)は、両イベントを通じて、企業がクラウドネイティブに至る道のり、“クラウドネイティブジャーニー”を手助けする情報を提供していくことが主眼にあると説明する。

 「過去10年は『クラウドの時代』であり、企業でもクラウドファーストの考え方などが浸透した。そして2019年の現在は『クラウドネイティブの時代』に入りつつある。そこで『+Native』というキーワードを掲げている」(草間氏)

 草間氏は、この“ジャーニー”の進捗度合いは企業によってまちまちであるため、今回のCNDTとOSDTでは、最新の技術情報から事例講演まで多様な業界とレベル感に基づいてセッション群を構成していきたいと説明した。今年は8トラック、100以上のブレイクアウトセッションが催される。

幅広い層の企業における“クラウドネイティブジャーニー”を支援する情報を提供していく

 1日目の基調講演では、OSFの立ち上げ当初から運営に携わり、現在はCOO(最高運営責任者)を務めるマーク・コリア(Mark Collier)氏が登壇し、OpenStackの現状と今後について解説を行う。またAirbnbのソフトウェアエンジニアであるメラニー・セビュラ(Melanie Cebula)氏も登壇し、同社が現在進行中のレガシーアプリケーションのKubernetes移行についてケーススタディを紹介する。

 2日目基調講演では、楽天モバイルのアシーク・カーン(Ashiq Khan)氏が登壇し、OpenStackを採用した世界初の仮想型モバイルキャリア基盤について説明する。またSBペイメントサービス シニアアーキテクトの鈴木順也氏が「決済システム内製化への旅」と題し、社内開発チームの新規構築や「Spring Framework」と「Pivotal Cloud Foundry(PCF)」の採用を経たクラウドネイティブな開発の実態を紹介する。

CNDT/OSDT基調講演(1日目、2日目)の見どころ

 そのほか、金融サービスをKubernetes上のマイクロサービスで構築/運用しているメルペイの事例、Kubernetesの拡張機能を利用したオペレーション自動化のベストプラクティス、Dockerの最新機能に関する講演や、「Kubernetes Meetup Tokyo」のコアメンバーによるパネルディスカッションも予定されている。

■ASCII.jp読者様向け 特別割引のご提供
■CloudNative Days Tokyo 2019/OpenStack Days Tokyo 2019

 6月21日まで早期割引で、通常価格の約半額でチケットを購入できます。また購入時期に関わらず、以下のプロモーションコードを入力していただくと、読者限定特別割引でさらに20%オフでご購入いただけます。

●両イベント共通チケット(価格はいずれも税込)

[早期割引:6月21日まで]
初日パーティ込み:早期割引価格 6,480円 → 特別割引価格 5,184円(1,296円 OFF)
イベントのみ:早期割引価格 4,320円 → 特別割引価格 3,456円(864円 OFF)

[通常価格:6月22日から]
初日パーティ込み:通常価格 12,960円 → 特別割引価格 10,368円(2,592円 OFF)
イベントのみ:通常価格 10,800円 → 特別割引価格 8,640円(2,160円 OFF)

●イベント申し込みサイト
https://eventregist.com/e/cndt-osdt2019
(オンライン事前登録締切:7月22日 月曜日 午前8時まで)

※以下のプロモーションコードを入力して【適用】ボタンを押し、特別割引価格が適用されたことを確認してからお申し込みください。
読者特別割引プロモーションコード: ascii20

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