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業界人の《ことば》から 第346回

日立がIoTプラットフォームLumadaを使って2年で2兆円を目指す

2019年06月11日 09時00分更新

文● 大河原克行、編集●ASCII

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価値向上の原動力がLumada

 東原社長兼CEOは「2021 中期経営計画では、社会イノベーション事業でのグローバルリーダーを目指す」とし、「イノベーションを起こしたいと思ったとき、日立を想起してもらうポジションになることだ」とした。

 また「社会価値」「環境価値」「経済価値」を追求する会社になる、という姿勢も示し、それによって、人々のQoL(Quality of Life)の向上、顧客企業の価値の向上を図ることを掲げた。

 その原動力になるのがLumadaということになる。

 日立は、新たなスローガンとして、「Hitachi Social Innovation is POWERING GOOD(世界を輝かせよう)」を掲げた。

 「これを合言葉としてQoLの向上や、持続可能な社会の実現など、世界の人々が求めているものを、全力を尽くして実現する」と語る。そして「世界を、お客様と一緒に輝かせていきたい」とする。

 Lumadaは、Illuminate(照らす、輝かせる)とDataを組み合わせた造語であり、データを照らすことで社会課題の解決を図ることになる。そのLumadaによるソリューションが、スローガンで掲げた「POWERING GOOD」を実現することになる。

 データを照らすと、世界が輝くことになる。

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