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Core i9-9900KのOC状態を巨大な360mmラジエーターが強力に冷やす!

Core i9全コア5GHz動作をひと足先に「G-Master Hydro Z390 Extreme OC」が実現!

2019年06月11日 11時00分更新

文● 宮里圭介 編集● ジサトラカクッチ

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CPUだけでなく、ビデオカードも独自水冷化したデュアル水冷が強い!

 「G-Master Hydro Z390 Extreme OC」の高性能を支える、水冷クーラーを見てみよう。その特長となる360mmラジエーターを搭載したクーラーには、ケースと同じFractal Designの「Celsius S36」を採用。静音性に優れたDynamic X2 PWMファンを3つ装備し、静かに、そして強力に冷却してくれる。ファンハブ内蔵で、ケーブルがケース内に散らからないようになっているのも魅力的なポイントだ。

シンプルなデザインのヘッド。背が低く、周囲のパーツの冷却を妨げない。チューブは耐久性の高いスリーブ付きを採用。

 360mmのラジエーターはケース前面、吸気口部分に装着されている。ラジエーターから出る熱がケース内に戻ってしまうという点で心配はあるが、そのかわり、ラジエーターの冷却に温度の低い外気が使えるというのがメリット。CPUの冷却を一番に考えた配置となっている。

360mmのラジエーターは大きいため、ケース内でも装着できる場所が限られている。「G-Master Hydro Z390 Extreme OC」では、外気で冷やせる前面部に装着されていた。

 もうひとつの水冷クーラーは、ビデオカードに装備されている。一見すると純正かのように見える水冷ビデオカードだが、実はコレ、サイコムのオリジナル。ケースを加工し、水冷クーラーが装着できるよう改造されているのだ。

 なお水冷化したからといって、ビデオカードのファンは取り外していない。これは周囲の電源回路、そしてメモリーなども冷やす必要があるためだ。GPUの冷却をしなくていいぶんファンの回転数が低くなるため、これでも十分な静音効果がある。

 また、高性能ビデオカードで頭を悩ませる重量問題の解決用に、ステーを標準装備しているのもポイント。重量のあるビデオカードはその自重で基板やマザーボード上のスロットにダメージを与えかねないだけに、こういったステーがあると安心感がある。

ビデオカードは独自に水冷化。また、重量のあるビデオカードを支えるために、ステーが標準で装着されているというのがうれしい。
ビデオカードの冷却に使われているのは、120mmのラジエーター。ハイエンドクラスのGPUを使う場合でも、このサイズで十分な性能がある。

 2つの水冷クーラーを装備している「G-Master Hydro Z390 Extreme OC」の構成特長は、これで大まかに把握できただろう。続いて、気になる性能……とくに熱周りの部分を中心にチェックしていこう。