このページの本文へ

会議ソリューションのプロ、プリンストンはなぜBlueJeansを一押しするのか?

働き方改革の鍵はクラウド会議、BlueJeansなら使い勝手も音質も妥協しない

2019年06月14日 11時00分更新

文● 大谷イビサ/Team Leaders 写真●曽根田元

提供: プリンストン

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 時間や場所を問わず、柔軟な働き方を可能にするリモートワーク。働き方改革でも注目度の高いリモートワークを支えるクラウド型のビデオ会議サービスの選択肢として注目したいのが、プリンストンが国内で扱う「BlueJeans(ブルージーンズ)」だ。使い勝手も、音質も、妥協しないハイクオリティのBlueJeansであれば、コミュニケーションの質は大きく向上する。

クラウド型ビデオ会議ならBlueJeansで決まり!

離れた拠点同士でも身近に感じられるWeb会議の魅力

 2019年4月の働き方改革法の施行により、企業での働き方改革は待ったなしの状態になっている。有給休暇の義務化、残業時間の上限規制、割増賃金の中小企業の猶予撤廃など、おおむね労働者を保護する法律なので、企業にとってみれば労働時間を把握し、時間外勤務を減らしていく必要がある。裏を返せば、決められた時間の中で、効率的に働ける環境、成果を上げられる仕組みをどのように作れるかが、今後の企業の成長の鍵となる。

 こうした中、時間や場所に縛られない柔軟な働き方を実現するリモートワークの導入が進んでいる。リモートワークの定義はさまざまだが、自宅やリモートオフィス、外出先でもオフィスと同じように働ける環境を意味する。リモートワークを導入することで、通勤で時間と体力を消費することなく、社員がそれぞれの場所で働くことができる。また、人手不足の昨今では、働ける時間に制限のある子育て層、地元での就職や生活を希望する地方の労働力を積極的に活用する必要が出ている。リモートワークの制度や仕組みを設けておくことは採用や定着という観点でも大きなメリットがある。

 就業時間や申請など制度面での拡充も必要になるが、リモートワークにおいては、自宅やリモートオフィス、外出先などでも可能な限りオフィスと同等の業務環境を用意しなければならない。社内であれば当たり前に利用できるネットワークや社外システムを外部からでも安全に利用する仕組みや会社の他のメンバーと普段通りコミュニケーションできるように整備しなければならない。

 こうした環境を実現すべく、最近ではさまざまなクラウドサービスが登場しているが、インターネットを用いて音声やビデオをやりとりできるビデオコミュニケーションの利用もどんどん本格化している。離れた拠点同士でも直接話せるようにコミュニケーションでき、前述したオフィスと同じような業務環境を擬似的に構築することが可能になる。

 こうした離れた拠点同士のリモート会議システムはインターネットが生まれる前から存在しており、電話回線と専用の音声会議端末のシステムから、映像まで伝送できるTV会議システムへと進化を遂げてきた。しかし、専用端末や多地点をつなぐ専用装置(MCU)が必要で、メーカー同士の相互接続性も乏しかったため、導入できるのはコスト面で余裕のある大企業や、本国との連携が重要な外資系企業などごく一部に限られてきた。

 だが、安価なインターネットを用いたWeb会議の登場で、リモートでの会議やミーティングは身近な存在となった。なかでも無料で手軽に音声とテキストをやりとりできるSkypeは、Web会議の敷居を一気に引き下げる大きなインパクトがあった。インターネット電話の代名詞だったSkypeだが、今ではビデオでのやりとりもカバーしており、グループでの対話や画面共有なども可能なのでクラウド会議のツールとして今も利用しているユーザーは多い。

会議ソリューションのプロであるプリンストンはなぜBlueJeansを選んだのか?

 こうしたクラウド型のビデオ会議サービスとして導入を検討したいのが、プリンストンが国内でディストリビューターを務める「BlueJeans」だ。米BlueJeans Networkが展開するBlueJeansは、シンプルさを売りにするクラウド型の会議サービスだ。Web会議が業務に根付かない理由として挙げられる「使い勝手が悪い」「難しい」「音質が悪い」などの課題を解決し、コミュニケーションを円滑にとるための機能や仕組みが数多く盛り込まれている。

 長らくポリコム製品を扱ってきた会議ソリューションのプロであるプリンストンは、なぜBlueJeansを選んだのだろうか?

 まずは使い勝手だ。さまざまな専用デバイスやサーバーが必要だった既存のビデオ(TV)会議システムと異なり、クラウド型のBlueJeansはユーザー側に専用装置は必要ない。Webブラウザで会議用のIDを指定し、ログインすれば、すぐに会議を行なえる。Webブラウザにとどまらず、PCやモバイル用のアプリも用意されているほか、各社のUCクライアント、ビデオ会議の規格であるH.323やSIPに対応したビデオ会議システムや音声会議端末も接続できる。従来、利用していたMCUをBlueJeansに置き換えることで、さまざまな端末やシステムをそのまま利用できるのが大きなメリットだ。

さまざまな端末とつなげるBlueJeans

 音質の高さも大きなメリットだ。音が途切れたり、小さかったり、周りの音で声が聞こえなかったりという状態でWeb会議をこなすのは本当にストレスだ。数分のやりとりであれば我慢できるが、長時間のWeb会議は厳しい。こうしたユーザー体験の悪さから「だったら、会いに行った方がいい」と考えるユーザーも多いのではないだろうか。

 その点、BlueJeansは音響メーカーのドルビーと技術提携しており、デバイス問わず臨場感あふれる音声でやりとりできるよう、ドルビーの高音質技術「Dolby Voice」をクラウド側に組み込んでいる。また、遅延やゆらぎに敏感なビデオコミュニケーションの信頼性を高めるべく、BlueJeans自体がグローバルで自前のネットワークを確保しているという。そのため、アプリでも、ブラウザでも、ノイズキャンセルが効くので、外出先でもストレスなく会議に参加できるのだ。

 機能面も優れている。1つの会議に最大100台の端末を接続でき、映像もHD(720p)をサポートする。資料の共有や会議録画、テキストチャットなどのほか、外部スケジューラーやSNSとの連携も可能。既存のシステムを有効活用しつつ、クラウドネイティブなモダンな機能をフルに利用できるという。

ハイクオリティのビデオコミュニケーションで働き方改革を推進するBlueJeans

 BlueJeansを国内で展開するプリンストンは、前述したとおり、20年以上に渡って会議ソリューションを扱ってきた。そのため、社内でもビデオコミュニケーションをフル活用しており、働き方改革での効能も十分に理解している。プリンストンの椿昌己氏、宮森寿子氏に話を聞いた(インタビュアー アスキー編集部 大谷イビサ 以下、敬称略)。

大谷:改めてBlueJeansを取り扱いようになった理由を教えてください。

椿:長らく会議ソリューションを扱っていますので、現在のお客様がクラウド型のMCUを求めていることは理解していました。働き方改革のためには、どこからでも、どんなデバイスでも、簡単につなげることが必須の要件になります。この要件を解決するために、われわれがセレクトしたのがBlueJeansです。

プリンストン 営業統括本部 UC営業統括部 統括部長 椿昌己氏

大谷:プリンストンは長らく会議ソリューションを扱っていますが、プリンストンの働き方にどのように寄与したか事例を教えてください。

宮森:うちのテクニカルのメンバーは各支社や外出先にいますので、BlueJeansがあれば、いる場所関係なく会議に参加できますし、営業メンバーをリモートからレポートできます。子どもに熱が出てしまい、急に帰宅しなければならないようなメンバーも打ち合わせに参加できるので、情報の格差が生まれにくくなります。

また、子育て期間のときに、社内会議にはたまにビデオ会議で参加していました。会社に来るのに1時間半くらいかかるので、自宅からビデオ会議で参加できるのは大きな時間のセーブになるし、家族の負担も減らせました。

プリンストン 業務推進統括本部 UCテクニカル統括部 宮森寿子氏

椿:採用の際の一次面接にもBlueJeansを使用することもあります。たとえば、面接の場合は、やはり遠距離から数時間かけてわざわざ来てもらうと大変なので、あらかじめ時間を確保してもらって、リモートで面接といったことも可能です。入社前から働き方改革です(笑)。

大谷:最近はBlueJeansの問い合わせも増えているようですが、BlueJeansのメリットがうまくはまった案件があれば教えてください。

椿:先日訪問した製造業のお客様は、工場と本社の品質管理部で定期的に会議をするのですが、既存のWeb会議だと工場の騒音が大きくて会話が成立しなかったんです。でも、BlueJeansではDolby Voiceで周りの音をカットしてくれるので、スマホでも声がきちんと聞き取れます。デモの時点で即決でした。

大谷:確かにデモを見てみましたが、ノイズキャンセルのパワーは強力でした。

スマホでもストレスなく会議に参加できる

椿:その他、多店舗展開をしているサービス業からも問い合わせが入っています。スーパーなどのように、店舗内にビデオ会議端末を設置するスペースがないところではPCベースのWeb会議を導入しているところも多いですが、現場の店長が会議の準備で疲弊してしまうんです。PCを立ち上げて、Webカメラを取り付けなければならず、映像も、音も途切れてよくわからない状態という話も多く聞きます。

こうしたところにBlueJeansを導入することで、スマートフォンやタブレットを店舗に配布すれば、PCを使わずに会議に参加できます。操作も簡単で現場の利用効率も上げていけるでしょう。本社や統括本部では、音質や映像の優れたポリコムのような専用端末を利用すればよいと思います。

大谷:既存のWeb会議の限界を感じているユーザーには、BlueJeansがおススメということですね。

椿:正直、PCとスマホだけの世界であれば、ほかにも安価な選択肢があります。でも、われわれはポリコムやドルビーの端末をBlueJeansにつなぎ込んで、無料サービスでは実現できない質の高いWeb会議を提案したいと考えています。

プリンストンでは用途にあわせてさまざまなデバイスとの接続を提案する

使い勝手や音質に満足できるBlueJeansならビデオ会議を「普段使い」できる

 長らくIT業界を追っているメディアの記者として見ると、この数年のビデオ会議のコモディティ化は目を見張るものがある。無償のサービスも多いし、日常的にビデオ会議を導入している企業も増えているというのが実感だ。メールやビジネスチャットのようなテキストのやりとりではなかなか埋まらないコミュニケーションの溝を、ビデオ会議でうまく埋め、働き方改革にうまく活かしている組織をいくつも見てきた。

 一方で、使い勝手や音質で満足できないと、結局現場に根付かないというのもまた事実。会議の内容に没頭できる没入感を実現できなければ、普段使いのシステムにはならないと思う。その点、BlueJeansは音質や使い勝手の課題でビデオ会議が活用できていないと悩んでいる組織にはぜひ試してほしいサービスだ。まずはデモで、その音質と使い勝手を体感してもらいたい。


「教育ITソリューションEXPO」でBlueJeansを体感せよ!

BlueJeansは6月19日(水)より3日間、東京ビックサイト青梅展示棟にて開催される教育関係者向けのイベント「第10回 教育ITソリューションEXPO」のプリンストンブース(B10-39)で実際に体験することができる。


(提供:プリンストン)

カテゴリートップへ

ピックアップ