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現状最強クラスのドラレコ「コムテックZDR026」を自腹購入テスト

2019年06月09日 12時00分更新

文● 栗原祥光 撮影●栗原祥光

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 令和に改元してから、交通事故の話題が多く報じられている気がします。その度に筆者はいつも以上に安全運転に留意するとともに、ドライブレコーダーの必要性・重要性を再認識しているところです。筆者の場合、愛車には2017年11月に発売されたコムテックのドライブレコーダー「HDR-75GA」を取り付けて、不満なく使っていました。

300万画素でなければダメなんだ───
300万画素以上でないと相手のナンバーは判別できない

 HDR-75GAは、200万画素フルHD対応のドライブレコーダーです。逆走監視機能のほか最大12時間駐車監視機能など機能に不満はありません。ですが、それは前方だけで後方はノーマーク。後方からの追突事故や、交通事故と共に社会問題となっている煽り運転による被害を受けた場合の証拠能力がありません。煽り運転のついて報じられる度に後方カメラの必要性を感じるようになりました。

筆者の車両に取り付けていたドライブレコーダー「HDR-75GA」

 また画素数に関しても、200万画素で大きな不満はないのですが、技術は日進月歩。最近では各社ハイエンドモデルにフルHDを超える2Kモデルが出揃ってきました。以前別記事の取材で300万画素の2Kドライブレコーダーを試したところ、200万画素に比べてナンバーがしっかりはっきり判別できるではありませんか。そこで、後方録画と当て逃げ対策としてドラレコの新調を決意しました。

ドライブレコーダーHDR-75GAの画像

 思い立ったら吉日。早速カー用品量販店の最大手オートバックスのフラグシップストア「A PIT オートバックス東雲」にお邪魔。ドライブレコーダーのコーナーには平日の日中にも関わらず大勢の方が訪れており、関心の高さが伺えます。

東雲駅から徒歩1分にあるA PIT AUTOBACS SHINONOME

A PIT AUTOBACS SHINONOMEのドラレココーナー

 価格も種類もさまざまで、中には360度録画モデルも。ですが今回は前後カメラとも300万画素を超えるモデルという条件で商品を選ぶことにしました。

 色々と探したところ、前後ともに370万画素カメラを搭載したモデルはコムテックの「ZDR026」しか見当たらず。

コムテックのZDR026の売り場

コムテックZDR026のパッケージ

 3万6800円(税別)という値段に躊躇しますが、買わないで後悔するなら買って反省するのが物欲道です。箱を持つ手の震えを抑えながらレジへ、そして自分で取り付けるのは困難ですので、併せて取り付け作業も依頼。

 A PITオートバックス東雲の場合、ドライブレコーダーの取り付け工賃は、国産車の場合、フロントが6000円+税、リアが1万3000円+税の計21000円。同じメーカーのドラレコに買い替える場合、配線が流用ができる可能性があり、その場合は別途ケーブルの購入はもちろんのこと、工賃は無料になる場合があるようです。筆者の場合、ケーブルそのものは流用できるのですが、一部引き回し方を変えるため半額の3000円分が必要でした。

なんやかんやで5万7024円!

 結局5万7024円(+消費税4224円)という大出費となりましたが、煽り運転された時の精神的被害や当て逃げされた際の修理代のことを考えれば安い買い物といえるでしょう。

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