COMPUTEX TAIPEI 2019レポート 第47回

COMPUTEXで開発者に直撃取材

今年のSilverStoneは注目の新製品が目白押し！

天板を換装可能な
Mini-ITXケース

　ブースには展示しておらず別室でこっそり紹介されたのが、製品名すら決まっていない、できたてホヤホヤの試作Mini-ITXケースだ。

開発中のMini-ITXケースをTony氏が見せてくれた。まだ製品名すら決まっていないそうだ

本体は、Mini-ITXマザーがギリギリ収まるサイズ。2.5インチのストレージをベイに取り付けると、高さの低いCPUクーラーしか装着できなくなる

　このケースは、天板を換装することでさまざまな用途に活用できるよう工夫されている。厚みのない天板は、VESAマウント用の穴が空いており、液晶ディスプレーの背面に本体を設置できるようになっている。

VESAマウントを取り付ければ、液晶ディスプレーの背面に本体を設置できる

　厚みのある天板を装着すると、内部スペースをある程度拡張できるため、より大きなCPUクーラーを搭載できるようになる。

厚みのある天板に付け替えると高さが稼げるようになる。縦に置くとどことなくシャープのX68000を思い出すレトロ感が漂う

　厚みのある天板はもう1枚あり、こちらはスリム光学ドライブを取り付けるためのベイが設けられている。

スリム光学ドライブを搭載するための天板を装着したイメージ

　電源はACアダプター(別売)で、ACアダプターの出力を変換する基板をケース内に内蔵できる。変換基板を製品に同梱するか別売にするかは検討中とのこと。年内に発売予定で、価格は1万円前後になるという。