日本市場に参入して1年以上が経過したOPPO。この1年でカメラ性能にフォーカスしたモデルを多数投入しているが、「OPPO R17 Pro」もそんなモデルのうちのひとつ。
ディスプレーは6.4型(1080×2340ドット)の有機ELパネルを採用。ディスプレー上部にはティアドロップタイプのノッチがある。左右と下部のベゼルもナロー仕上げで画面占有率は91.5%。前面はほとんどディスプレーといった印象だ。
ただしディスプレー面の両サイドはエッジを落とすという処理はなく、フラット。ディスプレー面に丸みがあると使いにくいというユーザーもいるので、好みが分かれるポイントだ。背面は丸みがあるので、手にフィットするためグリップしやすい。
本体サイズは約74.26×157.6×7.9mmで重量は約183g。数値では厚みがあるが、カメラ部分の突出のため。前述の背面両サイドの処理もあって、手に持ってみるとそこまでの厚さは感じない。
本体カラーはミストグラデーションとエメラルドグリーンの2色展開。今回のレビューではミストグラデーションを使用しているが、本体背面左側がパープルで右側がブルーで、それがグラデーションとして変化しているという、これまでのスマートフォンにはない特徴あるカラーリング。見た目もかなり美しいなので、ケースをつけずに見せて使いたいと思わせるほどだ。
充電などに使用するUSBはType-Cを採用。そのため、OPPOがウリとしている独自の充電システムも「SuperVOOCフラッシュチャージ」へと進化。付属のアダプターを使用すると10分で約40%の充電が可能となっている。バッテリーは約3700mAhと容量も大きい。ただし内部では急速充電への対応と発熱処理のため、1850mAhのバッテリーを2つ搭載し、合わせて使用している。
この連載の記事
-
第476回
スマホ
ライカカメラらしい撮影がさらに磨かれた! 「LEITZ PHONE」が3になって再び登場 -
第475回
スマホ
ハッセルブラッドカメラを強化、フラグシップにふさわしい性能のカメラフォン「OnePlus 12」 -
第474回
スマホ
ロレックス風カメラデザインを取り入れたスマホ「realme 12 Pro+ 5G」は高級感あふれる仕上がり -
第473回
スマホ
スリムになったOPPOの主力スマホ「Reno11 Pro 5G」海外版を前モデルと比較レビュー -
第472回
スマホ
OPPOの最新フラグシップ「Find X7 Ultra」はデュアルペリスコの最強カメラスマホ -
第471回
スマホ
4万円以下折りたたみスマホ「Libero Flip」は折りたたみ入門機に最適だが対応バンドの問題も -
第470回
スマホ
背面ライトは健在! 手軽価格の「Nothing Phone (2a)」クイックレビュー -
第469回
スマホ
日本初上陸のnubiaの縦折りスマホ「nubia Flip 5G」レビュー! 安くて手軽に使える折りたたみ -
第468回
スマホ
ハイエンドAndroidタブ「OPPO Pad 2」はフル装備で使うと利便性が格段に向上する -
第467回
スマホ
「Galaxy S23 FE」は高性能を8万円台で実現したお財布にも優しいスマホ -
第466回
スマホ
Galaxy S24 UltraはGalaxy S23 Ultraからどう変わった?カメラや生成AI機能を比較した - この連載の一覧へ