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最新パーツ性能チェック ― 第260回

TITANにGeForce RTX 20/GTX 16シリーズ、Radeon VIIにVega 64/56、RX 500シリーズまで網羅!

「ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ」ベンチマークを現行グラボ15本で大検証

2019年06月01日 10時00分更新

文● 加藤勝明(KTU) 編集●ジサトライッペイ

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現行GPU搭載グラボ15本で横並び比較

 では検証環境を紹介しよう。Core i9-9900Kをベースにしたいつもの構成で、メインメモリーのクロックがスコアーに影響しやすいことは先に述べたが、今回はCPUの定格であるDDR4-2666動作で統一している。グラフィックドライバーはGeForceが430.64(DCH)、Radeonが19.5.4、OSは最新のMay 2019 Update環境で検証している。

 ビデオカードに関してはGeForceはGTX 16シリーズとRTX 20シリーズ、RadeonはRX 500シリーズとVega 56/64、そしてRadeon VIIと現行世代をすべて準備した。調達の関係でグレードを完璧に合わせることができなかったが、結果の上下関係を揺るがすほどではないと判断している。なお、ベースラインの比較用として、Core i9-9900Kの内蔵GPU(UHD Graphics 630)も検証に加えた。参考程度に見てほしい。

検証環境
CPU Intel「Core i9-9900K」(8C/16T、3.6~5GHz)
CPUクーラー NZXT「Kraken X72」(簡易水冷、360mmラジエーター)
マザーボード GIGABYTE「Z390 AORUS MASTER」(Intel Z390)
メモリー G.Skill「F4-3200C14D-16GTZR」×2(DDR4-3200 8GB×4、DDR4-2666で運用)
グラフィックス NVIDIA「TITAN RTX」、NVIDIA「GeForce RTX 2080 Ti Founders Edition」、NVIDIA「GeForce RTX 2080 Founders Edition」、ZOTAC「ZOTAC GAMING GeForce RTX 2070 OC Mini」(GeForce RTX 2070)、NVIDIA「GeForce RTX 2060 Founders Edition」、ZOTAC「ZOTAC GAMING GeForce GTX 1660 Ti 6GB GDDR6」(GeForce GTX 1660 Ti)、ZOTAC「ZOTAC GAMING GeForce GTX 1660 AMP 6GB GDDR5」(GeForce GTX 1660)、ZOTAC「ZOTAC GAMING GeForce GTX 1650 OC」(GeForce GTX 1650)、AMD「Radeon VIIリファレンスカード」、AMD「Radeon RX Vega 64 Limited Edition」、AMD「Radeon RX Vega 56リファレンスカード」、ASRock「Phantom Gaming X Radeon RX590 8G OC」(Radeon RX 590)、ASRock「Phantom Gaming X Radeon RX580 8G OC」(Radeon RX 580)、ASRock「Phantom Gaming X Radeon RX570 8G OC」(Radeon RX 570)、ASRock「Phantom Gaming X Radeon RX 560 4G」(Radeon RX 560)、CPU内蔵GPU(Intel UHD Graphics 630)
ストレージ Western Digital「WDS100T2X0C」(M.2 NVMe、1TB SSD、システムドライブ運用)、Crucial「MX300 CT1050MX300SSD4/JP」(M.2 SATA、1.05TB SSD、データドライブ運用)
電源ユニット SilverStone「SST-ST85F-PT」(850W、80 PLUS Platinum)
OS Microsoft「Windows 10 Pro 64bit版」(May 2019 Update適用)

GeForce環境のほうが安定的に強い

 今回の検証では漆黒のヴィランズベンチにおける画質「最高品質」及び「標準品質(ノートPC用)」の2通りで計測する。解像度はフルHD、WQHD、4Kの3通りとした。まずはスコアーを解像度ごとに眺めてみよう。

漆黒のヴィランズベンチ、画質「最高品質」における解像度別のスコアー。
漆黒のヴィランズベンチ、画質「標準品質(ノートPC用)」における解像度別のスコアー。

 GPUファミリー内の序列通り、キレイにバーが階段状に並んだが、フルHDやWQHDでは一部のGPU(TITAN RTXやRTX 2080 Ti)がほぼ頭打ちになっていることも確認できる。全体傾向としてはRadeon勢のパフォーマンスがいまいち振るわないのは、これまでのFF14ベンチと同様。それは、FF14がNVIDIAのGameWorksを利用しており、GeForceに対し強く最適化されているためだ。特にWQHDや4Kにおいて、Radeonはスコアーが低く出やすい傾向にあることもわかる。

 また、この2つのグラフからGPUの“性能ギャップ”が見てとれる。例えば、GTX 1660と1650の間(TU116と117の差)や、Radeon VIIとVega 64の間(Vega 20と10の差)、Vega 56とRX 590の間(VegaとPolaris)などは大きめの溝が確認できる。

 今持っているビデオカードを買い替えてFF14をより快適にしようと考えるなら、この性能ギャップを乗り越えられるようにしたいところだ。特にRadeon系のギャップは近々Navi(Radeon RX 5000シリーズ)で状況が大きく変わりそうな気配があるので、買い時にも注意したい。

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