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新車を買った情報2019 第17回

マツダ ロードスターRFに履かせたスタッドレスの経済性が良かった

2019年05月25日 12時00分更新

文● 四本淑三、編集●西牧

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実は減らないスタッドレス

 ニキ・ラウダが70歳でこの世を去りました。1976年には、あのドイツGPの事故から奇跡の復活を遂げ、F1初開催となる日本最終戦で、ジェームス・ハントと世界チャンピオンを争います。折からのスーパーカーブームと相まって、これが我が国に第一次F1ブームをもたらしたわけであります。

 ラウダはその後一度引退し、ヨコハマタイヤのCMに出演しております。1980年代に入り、国内でも低偏平率タイヤが出回り始めた頃だったと覚えておりますが、それを機にビッグネームを使って宣伝しようということだったのでしょうか。なにしろ頭の硬い役人のおかげで、それまで国内では低偏平率タイヤの販売ができなかったんであります。

 おかげでスーパーカーブームの頃には、輸入車の純正装着品でしか低偏平率タイヤは見られませんでしたから、これが高性能の証でもありました。「あのクルマ、ロクマル履いてるよ、すげー」なんてことを、子供たちは路上で叫んでいたわけであります。そう、あの時代のスーパーカーはだいたいロクマル、60%偏平率でありました。

 だから自分のクルマに付いているヨンゴータイヤが、いまだに信じられません。新車を買った情報2019。私はスーパーカー世代の四本淑三であります。

 本題までに時間がかかりましたが、今回も話題の中心はロードスターRFでありまして、前回に引き続き、後輪駆動のスポーツカーにスタッドレスはどうだったのかという話であります。テーマは摩耗と燃費。つまり経済性であります。

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