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遠藤諭のプログラミング+日記第65回

円周率31兆4000億桁で世界記録の岩尾さんほか登壇

5/26 アンドロイドのお祭り「ABC 2019 Spring」が開催

2019年05月22日 09時00分更新

文● 遠藤諭(角川アスキー総合研究所)

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入門者向けのハンズオンも行われる。スマホアプリの開発に興味のある方にも見逃せないイベントがABCだ。

 Androidスマートフォンのアプリ開発者や積極的なユーザーたちのお祭り「Android Bazaar and Conference 2019 Spring」(以下ABC 2019 Spring)が、5月26日(日)開催される(会場は東海大学高輪キャンパス(東京・港区)で、開催時間は10〜 18時。参加費は無料だが申し込みページにて参加登録が必要)。

 実行委員長に長尾ユリコさんを迎えて、今回のテーマは「LIFE」。Androidを含むプログラミング人材のニーズの高まりに対して、それに真に答えるのは開発者の可能性や人生のビジョンだということが謳われている。

 円周率31兆4000億桁(これも314になっている!)達成を3月14日(πの日)に発表した米グーグルの岩尾はるかさん。明治大学准教授で『AI世代のデジタル教育 6歳までにきたえておきたい能力55』の著者でもある五十嵐悠紀さん。Androidの世界の“神”ことあんざいゆきさんやバイドゥ株式会社の矢野りんさんほか、女性登壇者が目立つのも今回の特徴。

 ちなみに基調講演は、その岩尾さんの円周率の計算のお話とグーグルの鈴木拓生氏による5月に開催された開発者会議であるGoogle I/Oをキャッチアップする内容。

基調講演は鈴木拓生氏と岩尾エマはるか氏(公式ページより)

 また、三井トラスト基礎研究所の伊藤洋一氏による金融・経済系、株式会社電波新聞社の大橋太郎氏による「電子立国再生への思いと、今挑戦していること」と題した講演も予定されている。そのほか多数並行して行われるセッションのスケジュールはココを参照のこと。

 ABCならではの個別展示ブースを設けたバザールももちろん行われる。さらに、同日、全スケジュール終了後にはABCおなじみの懇親会も予定されている(登壇者のほとんどが参加)。こちらは、一般参加チケットが1000円となっており申し込みを受け付けている。

 ABCは、必ずしもAndroidの開発者のためだけのイベントではない。広くモバイルやIoTなど、これからのデジタルの行方を占う内容といってよい。折しも、米トランプ大統領による中国製品に対する関税引き上げやグーグルのファーウェイへの製品輸出停止のニュースが流れるなか、Androidのみならずモバイルやハイテク産業が大きな曲がり角を迎えているのかもしれない。そんな重要な時期に開催されるのが今回のABC 2019 Springだ。

 なお、今回、私は株式会社オルトアの市川雅明氏による「クルマとスマホが繋がる《SDLアプリ》はこんなふうに開発する」(テクニカルトラック 4304 13:00~)のお手伝いをさせてもらう。今年も開催されるSDLアプリコンテストの概要などをお伝えする予定。100年に1度の変革が起きるといわれるモビリティとスマートフォンの関係に興味のある方はぜひのぞいていただきたい。

私が前回登壇させていただいたABC 2017 Springでのセッション終了後の風景。開発に関わられたNEWS3150を担いでゲストで参加してくれた井上泰彦氏とTK-80、PC-8001、PC-100などの開発で知られる元NECの後藤富雄氏が期せずして対面歓談の図。リアルなイベントならではの楽しいシーンだ。

遠藤諭(えんどうさとし)

 株式会社角川アスキー総合研究所 主席研究員。月刊アスキー編集長などを経て、2013年より現職。雑誌編集のかたわらミリオンセラーとなった『マーフィーの法則』など書籍の企画も手掛ける。アスキー入社前には80年代を代表するサブカル誌の1つ『東京おとなクラブ』を主宰。現在は、ネット・スマートフォン時代のライフスタイルについて調査・コンサルティングを行っている。著書に、『計算機屋かく戦えり』、『ソーシャルネイティブの時代』など。趣味は、神保町から秋葉原にあるもの・香港・台湾、文房具作り。

Twitter:@hortense667
Mastodon:https://mstdn.jp/@hortense667


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