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オヤジホビー-ワタシが好きな物はみんなも好き、かもしれない- 第179回

特殊部隊が使う防弾ベストは軽量でミニマムサイズです

2019年05月21日 17時00分更新

文● にゃかむら(@TK6506)、編集●アスキー

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いろいろカスタマイズできます

 JPC2.0は前後の身頃に分かれていて、両肩とお腹の部分にある面ファスナーでつながっています。

肩とお腹の面ファスナーを外すと前後に分割できます。こちらは前身頃

前身頃の裏側。メッシュになっているのは通気性のためかな?

 お腹の部分にはAVS DETACHABLE FLAPというパネルを貼り付けることができ、さまざまな拡張が可能です。たとえば別の銃のマガジンポーチと交換したいとき、普通ならポーチを全部外して付け替えないといけませんが、FLAPにポーチをセットしておけば張り替えるだけのワンタッチで交換ができます。

 また、胸の部分にも装備品を取り付けるためのPALS(Pouch Attachment Ladder System)ウェビングというベルトが取り付けられています。

前身頃の胸の部分には、装備品を取り付けるためのPALSというベルトが縫い付けられています

 PALSウェビングは1インチ幅のナイロンの帯を一定の間隔を空けて縫い付けたもので、ループ状になった部分にポーチなどのストラップを差し込んで固定できるシステム。比較的簡単に脱着ができ、お互いのベルトが格子状になるためガッチリと固定できるのが特徴です。以前ご紹介した米海兵隊のバックパックにも付いていたので、覚えている方もいらっしゃるかもしれませんね。

 JPC2.0の胸のPALSウェビングには面ファスナーが縫い付けられているため、ポーチ類を取り付けるだけでなく、表面にパッチを貼り付けるといったことも可能です。

 次回、後編に続きます。

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