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ロードマップでわかる!当世プロセッサー事情第511回

Ice Lakeは6月から出荷開始 インテル CPUロードマップ

2019年05月20日 12時00分更新

文● 大原雄介(http://www.yusuke-ohara.com/) 編集●北村/ASCII.jp

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7nmの最初の製品は、XeベースのGPGPU

 なお、その7nmの最初の製品は、XeベースのGPGPUであることも今回明らかにされている。このターゲットは言うまでもなく、連載505回で説明したAuroraであろう。

7nmの最初の製品はXeベースのGPGPUだと明かされた。新たな話としてはFoveros for Datacenterを採用するらしいのだが、放熱をどうするつもりなのだろう? GP-GPUも10nmで量産開始ということで、まずは10nmでXeも量産が始められる予定だ。おそらくは2020年から出荷というあたりであろう

 Xeそのものは、連載505回で説明したように2020年に最初の製品がリリースされるはずなので、これは当然10nmでの製造になると思われるが、Auroraには7nmのものが投入されるわけだ。

 ところで3ページ目の最後の画像では、最初の14nmと14++の性能差が20%になっていたが、もし縦軸が本当にリニアだとすれば、グラフの高さから推定すると以下の数字になる。

プロセスによる性能改善率
プロセス 性能改善率(14nm比)
10nm 33%
10nm+ 46%
10nm++ 55%
7nm 71%
7nm+ 85%
7nm++ 101%

 2023年の7nm++では、2014年の14nmの2倍の性能というのは極端に大きな数字とは言えないまでも、やや過大な気がする。

 いや、トランジスタの性能だけ見ればこのくらいいくのは無茶ではないと思うが、配線の方が確実に足を引っ張りそうである。そのあたりを勘案すると、1ページ目と2ページ目の画像にある縦軸はリニアではなく、おそらくは適当なのではないかと思う。

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