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フローリング掃除に適した新ノズルを採用:

ダイソン対抗 強力な掃除機がエレクトロラックスから

2019年05月16日 15時00分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita)

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エルゴラピード・パワープロ プラス
5月24日発売予定
5万4880円
エレクトロラックス
http://www.electrolux.co.jp

 盛田 諒です。掃除好きです。掃除機というと最近は日立やパナソニックと並びダイソンの名前があがることが多いですね。昨年はシャークニンジャというSF的なライバルが日本に上陸して話題になりましたが、コードレス・スティック掃除機では北欧の老舗エレクトロラックスが負けていません。

 エレクトロラックスが5月16日に発表した「エルゴラピード・パワープロ」シリーズは、猫砂やキャットフードなどの大きなごみも強力に吸いとれるブラシロールを使った新ノズルを採用。ダイソンが採用しているソフトローラークリーナーヘッドに正面から対抗する格好となりました。

北欧らしいシンプルデザイン

 ノズルは床との密着性を高めた「シールド・ノズルシステム」を採用。ノズルが床にぴったり吸いつき、ごみを集めて強力に吸いあげます。フローリングのすき間の吸引力は従来比6倍にアップ。直径14mm程度の大きなゴミもワンストロークで99%除去できるとうたいます。

やわらかいブラシロールを採用

 製品を試してみると非常に強力。大きなゴミも小さなゴミもバリバリと吸いこんでいきました。シンプルな見た目からは想像できない吸引力の強さです。

 ブラシロールは2種類の毛でつくられていて、硬い毛で細かいゴミ、柔らかい毛で大きなゴミをキャッチ。ダイソンに比べて回転が遅く見えましたが、回転が速すぎるとブラシロールがゴミをはじいてしまうことがあるため速度を調整し、ゴミをブラシの下にすべりこませているそうです。

黒で細かいゴミ、灰色で大きなゴミをキャッチ

 一方、床に強く吸いつくぶん手元は重くなりました。とくに手前に引くときはグッと力が入ります。自走式モーターヘッドの力をブラシロールを回す力に全振りしているので仕方がない部分はあります。自走するということは床とノズルに隙間をあけることなので、密着性も落ちてしまいます。

 とはいえもともとエルゴラピードは重心が低く手元にかかる重みが少ないため大きすぎる負担にはなりません。どちらかというと吸引力の強さを印象づけられました。

新製品(上)は従来品(下)よりすき間が少なく、床にぴったりと吸いつける

 ちなみにブラシロールはボタンを押すだけで簡単に取りはずしてお手入れできます。

ワンタッチで取りはずし

 製品の下部分は従来どおりハンディ掃除機として使用可能。スティック掃除機とハンディ掃除機どちらとしても使えます。床掃除のついでに棚を掃除したり、あるいはクルマを掃除したりとさまざまに使えそうです。

ハンディ掃除機としても使える

 用途ごとにノズルも付属します。

 最上位機種にはふとん掃除用の「ベッド・プロ・パワー UVノズル」と、長さ約60cmになる「スーパーロングノズル」が付属。スーパーロングノズルに装着して縦横に動かせるブラシ「アングルブラシ」も付属します。冷蔵庫や棚の上など高いところを掃除するときに便利そうです。

最上位機種に付属する様々なノズル
ふとん掃除用のノズルは紫外線を照射する
スーパーロングノズルは高いところも掃除しやすい

 運転時間は通常モードで約48分、最大モードで約16分です。

 同社によればコードレス・スティック掃除機市場は6年連続で成長中。2019年も引き続き10%以上の成長が予想されていて、高価格帯製品のユーザーは8割以上がメインの掃除機として使っているそうです。コードレス掃除機は非力で時間ももたずメインとしては使えないという印象があったのは昔の話。とくにメインの床掃除で強力な製品を探している人にはいい選択肢の登場です。

 なおエレクトロラックスは「エルゴラピード・リチウム」というシリーズも発売しており、そちらはブラシにからまった毛をワンタッチでバリバリとカットする「ブラシロールクリーン」機能を搭載しています。ペットを飼っている人はリチウムシリーズを検討するとよさそうです。掃除好きとしては量販店の掃除機売り場に行ったとき比べる楽しみが増えました。


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