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麻倉怜士の「MIPTV 2019」レポート 第2回

日本のテレビ番組は世界に通じるのか? カンヌで見た「バラエティのアイデア」(中編)

2019年05月15日 09時00分更新

文● 麻倉怜士 編集ASCII

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 ではフォーマット輸出の話は? 海外セールスを担当するABCインターナショナル・阿部仁美氏によると、「イタリアはラザニア、フランスはラタトゥイユ、アメリカはマカロニ……と、世界にはその国のお母さん定番料理がありますから、フォーマットとして売れると見込んでいます。Treasure Box Japanのプレゼンの後、飛び込みで弊社のブースに商談に来られたり、世界各国からお問い合わせを頂いている状況です。実際に各地で放送されるまでには時間がかかると思いますが、おかんカレーが世界に羽ばたいてくれるように、邁進いたします」。

世界にはその国のお母さん定番料理がある。フランスはラタトゥイユ。

アメリカはマカロニ。

 母の深い愛情は世界共通であり、我が子に認められたいのは誰しも共感できる部分だ。母と子の熱い関係をベースにクッキングショーに落とし込んだフォーマットなので、世界で受け容れられる可能性は大だ。

(後編に続く)

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