UC500というモデルで19.9L入ります
よく軍用品に書かれている米国政府の物品管理番号――NSNは見当たりませんでした。軍用品といったら専用に設計されたものというイメージですが、民生品も多く使われています。フードコンテナもNSNなどがなかったのですが、このウォータージャグも民生品をそのまま流用しているようです。
ひっくり返してみたら底に刻印がありました。
ちょっと見にくいですが、
CAMBRO
HUNTINGTON BEACH, CAv
MADE IN USA
UC500
となっています。
CAMBROはメーカー名でHUNTINGTON BEACH, CAは所在地のカリフォルニア州ハンティントンビーチ、UC500が型番のようです。
調べてみるとCAMBROのサイトに確かに載っていました。ここまでウォータージャグと書いていましたが、CAMBROでの呼び方は「INSULATED BEVERAGE SERVERS」。キャンプだと料理や手洗いに使う水を入れることが多いですが、いろいろな飲み物を入れるドリンクサーバーという位置付けです。
UC500はULTRA CAMTAINERSというシリーズで、3つあるサイズの真ん中のモデルでした。容量は5 1/4ガロン、19.9 L。
スペック表では1杯7オンス、210mLとして96杯ぶん入るとなっていましたが、210mLで割ると95杯弱しかありません。もう少し正確に言うと7オンスは約207mLなので、それなら96杯ぶんになります。
サンドイエローっぽい色がいかにも最近の米軍という感じだったんですが、これはコーヒーベージュという色で、米軍独自のものではありませんでした。
サイズは蛇口を正面として30(W)×42.5(D)×68(H)cmあるので結構場所をとります。重さも空の状態で8.6kgとかなりの重量級。満タンにしたら28.5kgにもなります。運ぶには台車がほしい重さですね。
ボディーの周囲が分厚いのは断熱材が入っているためで、熱い飲み物も冷たい飲み物も4時間以上の保温が可能となっています。
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