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リユース事業などで社会に貢献していきたい

サードウェーブが15台のPCをアフリカの学校へ寄付 新たな社会貢献の形

2019年05月16日 10時00分更新

文● 市川

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左から独立行政法人国際協力機構青年海外協力隊事務局 海外業務第二課長の森口 加奈子氏、サードウェーブ 営業統括本部 法人営業本部 営業2部部長の田中 基文氏

 サードウェーブは4月25日、独立行政法人国際協力機構がタンザニアに派遣している青年海外協力隊員にLenovoのノートパソコン「ThinkPad L540」10台と、桃山学院大学と大阪商業大学堺高校、教員有志から寄贈されたパソコン5台を贈呈した。今回贈呈したパソコン15台は、同隊員を経由してアフリカのタンザニアにある「ムベヤ県職業訓練校」へ寄付される。

青年海外協力隊 2017年度2次隊 PCインストラクターの森口 智之氏

 ムベヤ県職業訓練校には、青年海外協力隊の森口 智之氏がPCインストラクターとして派遣されている。だが、授業で利用するパソコンが著しく不足しているため、森口氏はサードウェーブの田中氏に連絡。森口氏からの要請やアフリカの現状に心を打たれた同社は、社会貢献への取り組みとしてパソコンの寄付に至ったとのこと。

タンザニアにある「ムベヤ県職業訓練校」

 タンザニアは電力不足による停電が非常に多く、1回停電したら約6時間は復旧しないのだという。ムベヤ県職業訓練校では、一度停電したら授業はその場で終了。パソコン不足はもちろんのこと、停電という深刻な問題も抱えているのだという。

 サードウェーブが寄付したThinkPad L540のスペックは、Core i5 4200M、4GBメモリー、500GB SSD、Windows 10 Home 64ビットなど。ワールドワイドで補修ができるほか、240V対応のACアダプターを搭載している。タンザニアの電圧は約230Vなので、停電しても長持ちするThinkPad L540に決めたと田中氏はコメント。

ムベヤ県職業訓練校はパソコンを使った授業を実施

ロングコースの生徒たち

 ムベヤ県職業訓練校はICT教育を実施しており、300人以上もの生徒が受講する「ロングコース」と40~60人もの生徒が受講する「ショートコース」が設けられている。全寮制で2年間受講のロングコースは12のコース(食品加工や建築、電気工事など)があり、社会スキルであるWord、Excel、Publisher、Accessなどといったパソコンの授業を実施。

ショートコースの生徒たち

 約3ヵ月外部生を受け入れるショートコースは、インターネットやメール、Officeソフト、リペア実習といった基礎的な授業を実施する。卒業後は別のコースを選択するか就職、専門学校へ進むとのこと。ムベヤ県職業訓練校に通う生徒たちはパソコンのスキルを身につけ、ちゃんとした仕事に就きたいという気持ちが強いと森口 加奈子氏は語る。

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