IT民主化の姿勢は変わらない
セールスフォース・ドットコムには、創業以来、不変となっている4つのバリューがあるという。
顧客や製品、サービスに対する「信頼」、顧客の成功があって同社自身も成功することを意味する「カスタマーサクセス」、顧客とともに新たな流れを世の中に作り出す「イベーション」、そして、多様性を認め合いお互いを尊重する「イコーリティー(平等性)」である。
「セールスフォース・ドットコムは、クラウドという新たなテクノロジーを世の中に送り出し、ITの民主化を推進してきた。全世界で15万社のユーザーが利用しており、デジタルトランスフォーメーションを支援している。これからもその姿勢は変わらない」と、小出会長兼社長は語る。
20周年を迎えたセースルフォース・ドットコムが、初心に返り、次の成長戦略に取り組むことになる。
この連載の記事
-
第587回
ビジネス
メーカー自身が認定し、工場検査後に販売するパナソニックの中古家電 -
第586回
ビジネス
マイクロソフト、日本への4400億円のAI/データセンター投資の実際 -
第585回
ビジネス
日本市場の重要性を改めて認識する米国企業、変革期にある製造業がカギ -
第584回
ビジネス
NTT版の大規模言語モデル(LLM)、tsuzumiの商用化スタート、勝算は? -
第583回
ビジネス
エコ投資に取り組むエプソン、見方によっては10年で1兆円の投資も -
第582回
ビジネス
パナソニックコネクトの現在地点、柱に据えるBlue Yonder、ロボットとは? -
第581回
ビジネス
スタートして半年の日本NCRコマース、軸はAIとプラットフォームの2つ -
第580回
ビジネス
コンカーの第2章は始まるのか、SAPの生成AIを使って効率的な経費精算を -
第579回
ビジネス
AIの筋トレはいまから始めるべし、マイクロソフト津坂社長がCopilotの議論から得たもの -
第578回
ビジネス
大赤字からの再起はかるバルミューダ、その足掛かりは? -
第577回
ビジネス
日本の強さは量子力学におけるトンネル効果があるため、量子と出会い、広げよう - この連載の一覧へ