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防水は当たり前、サビにも強いBluetoothスピーカー、ソニー「EXTRA BASS」新モデル

2019年04月24日 13時00分更新

文● ASCII

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水没も可能なBluetoothスピーカーが登場!!

 ソニーは4月24日、Bluetooth接続のワイヤレススピーカー“EXTRA BASS”シリーズの新製品「XB32」「XB22」「XB12」を発表した。市場のボリュームゾーンとなる、税込みで実売1万円台の価格帯を狙う。発売は5月18日。

XB32

XB22

 “EXTRA BASS”は迫力ある重低音と臨場感がウリのシリーズ。ワイヤレススピーカーは、持ち出して使うだけでなく、「自宅を音楽で満たすもの」と位置づけ、それに沿ったリスニングスタイルを訴求していく。具体的には、YouTubeやSpotifyを高音質に楽しむことが挙げられる。

 Bluetoothコーデックは、SBCやAACに加え、ハイレゾ相当の音質で伝送できるLDACにも対応する。

XB32のグリルを外したところ

 新モデルでは、音質・耐久性・Fun機能を成長/進化させた。発砲マイカ振動板を使った鮮明な音など、基本的なアプローチは従来機種と同様。一方で、グリルフレームを改良して音抜けを良くした。丸いパンチ穴を楕円形にすることで、XB22比で12%、XB32比で14%開口率を上げている。低域の立ち上がりやボーカルなど中高域がクリアになるという。

 XB32・XB22では、ライブサウンドモードの音質をブラッシュアップした。横方向、縦方向の拡散を広げると同時に、本体側にボタンを追加し、従来はスマホが必要だった切り替え操作を、気軽にオン/オフできるようにした。ライブサウンドモードは、DSP処理でボーカルや低域をより前に出すと同時に、歓声や拍手など、余韻成分を広げる効果が得られるモードだ。

 耐久性にも配慮している。筐体のファブリック素材を汚れや傷に強く、音にもいいものを厳選したほか、一時的な水没に耐える、IP67相当の防水防塵や、サビにくい防錆(ぼうせい)性能も意識している。筐体デザインもライティング効果がアップするものとしつつ、上面と背面部分をゴム風塗装にすることで、手になじみ、持ち運びやすくした。

XB32とXB22のサイズ比較

 スピーカーを手のひらでたたくことで、打楽器のような音がなる「パーティーブースター」機能も引き続き搭載する。最大100台の製品を接続したり、ライティング機能を持つ。EXTRA BASSならではの使い方も面白い。バッテリー残量などがすぐわかり、好評の「ボイスガイダンス」機能も装備する。

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