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万が一に備えよう

手遅れになる前に! iPhoneやiPadをバックアップする2つの方法

2019年05月02日 15時00分更新

文● 佐藤 正人/ASCII

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iTunesでバックアップする方法

 次に、PCを持っている人向けにiTunesを使ったバックアップ方法を紹介します。

1.iTunesが最新バージョンになっているか確認する。

 確認方法は、Macの場合、「Apple () メニュー」→「システム環境設定」の順に選択し、「ソフトウェアアップデート」をクリックしてください。アップデートが必要なら、ここでインストールしましょう。

 Windowsの場合、iTunesを起動してウインドウの上部にあるメニューバーから、「ヘルプ」→「更新プログラムを確認」の順に選択、画面の指示に従って、最新バージョンをインストールしましょう。

Macの場合は「システム環境設定」から「ソフトウェアアップデート」をクリック

ソフトウェアが最新であることを確認する

2.iTunesを起動し、PCとiPhone/iPadを接続する。

 iPhone/iPadを接続した際にデバイスのパスコードを求めるメッセージや、「このコンピュータを信頼しますか?」といったメッセージが表示された場合は、画面上の案内の沿って操作してください。

3.バックアップする端末を選択する。

 iTunesの画面左上にiPhone/iPadのアイコンが表示されたら、バックアップする端末を選択します。

iTunesを起動して端末を選択する

4.「今すぐバックアップ」をクリックしてバックアップを開始する。

 「iCloud」にチェックを入れた状態で「今すぐバックアップ」を開始すると、iCloudストレージにiPhoneのデータがバックアップされ、「このコンピュータ」にチェックを入れるとPCのローカルストレージに保存されます。

 PCのローカルストレージにバックアップをとる際は、iCloudと同様にストレージの残量に注意してください。iPhone/iPadのデータ容量よりもPCのローカルストレージの残量が少ないとバックアップができません。残量が足りない場合は、事前に不要データを削除するなどしてPCのローカルストレージ容量を確保しておきましょう。

「今すぐバックアップ」をクリックしてバックアップ開始

Apple Watchユーザーは暗号化してバックアップしよう

 「このコンピュータ」の下に「iPhoneのバックアップを暗号化」というチェック項目があり、これをオンにするとアカウントパスワードやヘルスケアデータなどもバックアップできるようになりますので、Apple Watchユーザーは日々のワークアウトなどのアクティビティデータを保存するために暗号化してバックアップしましょう。

 なお、暗号化してバックアップするにはパスワード設定が必要になります。忘れないように書き留めておきましょう。

PCと接続しなくてもバックアップできる

 毎回PCと端末を接続するのが面倒な場合は、オプションで「Wi-Fi経由でこのiPhoneと同期」にチェックを入れておくと、iTunesを起動するたびに端末が自動接続されるようになります。あとは「今すぐバックアップ」をクリックすればバックアップが開始されるので、ぜひ試してみてください。

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