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不正サイトブロック、使い過ぎの管理、所在確認など

子供のスマホの安心はどれだけ確保できるか?「ESET Parental Control for Android」実地検証

2019年04月25日 11時00分更新

文● 宮里圭介 編集●ASCII

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 情報機器としてなくてはならない存在となっているのがスマホ。この春から子供に初めてスマホを持たせるという保護者も多いかと思うが、いつでも連絡が取れ、子供同士の交流にも活用できるというメリットがある半面、悪い大人に騙されるのではないか、危険なサイトにアクセスしてしまうのではないか、いつまでもゲームで遊んでしまうのではないかなど、心配の種は尽きない。

 かといって、スマホを使う時は保護者の目のあるところで……というわけにもいかない。こんな時に活用したいのが、保護者による管理・監督が可能となるペアレンタルコントロールアプリだ。「ESET Parental Control for Android」は子供のスマホ利用を細かく設定でき、柔軟に対応できるよう設計されたアプリ。これを使い、その有用性を検証してみよう。

 ここでは、主に親の管理用端末、ならびにPCのブラウザーでの管理画面を中心に解説していくが、子供用の端末(スマホ)ではどのように見えているのかわかりやすくするため、子供のスマホの画面には緑のフチを付けて掲載している。実際には緑のフチは表示されないのであらかじめご了承いただきたい。

まずはスマホに「ESET Parental Control for Android」をインストール

 「ESET Parental Control for Android」(以下、Parental Control)のインストールはGoogle Playからではなく、アプリのファイルをダウンロードして直接スマホへとインストールする方法となっている。そのため、事前に「提供元不明のアプリ」にチェックを入れておくか、ダウンロードに使うブラウザーに対して、「不明なアプリのインストール」を設定しておく必要がある。

 このあたりの手順はサポートサイトに詳しく記載されているのでそちらを参照してもらうとして、ここではインストール後のセットアップ方法を軽く紹介しておこう。

 セットアップの手順は、まず保護者のスマホにインストールして保護者用としてセットアップ。このとき、子供のプロファイルを作成しておくと、後で設定しやすい。プロファイルの作成といっても名前と生年月日を入力するだけで十分だ。これだけで推奨ルールとなるので、細かなルールは後で変更すればいい。

 なお、「my.eset.comアカウント」が必要となるので、事前に作成しておく必要がある。といっても、セキュリティソフトで使ったアカウントと同じなので、すでに作成済みだという人がほとんどだろう。

【アカウント作成】アプリのセットアップには、my.eset.comアカウントが必要。セキュリティソフトの使用時に作成したものでサインインできる。初めて使うのであれば、「アカウントの作成」から作成しよう
【保護者としてセットアップ】保護者のスマホへのインストールであれば、ここで「保護者」を選択。これで、子供のスマホの利用状況をチェックできるようになる
【子供のプロファイルを作る】子供のプロファイルを作成といっても、名前と生年月日を入力するだけと簡単。細かなルールは、後で変更するといいだろう

 次に、子供のスマホにParental Controlをインストールして、子供用としてセットアップ。保護者用と違う点は、勝手にアンインストールされてしまわないよう、Parental Controlをデバイス管理者として設定することだ。この設定は難しいことはなく、手順に従って「有効にする」をタッチするだけ。後は製品認証キーを入力してアクティベーション、保護者が操作する時に必要となるPIN設定、アプリケーションガードの有効化などの設定へと続く。

 このあたりの手順もインストールと同じく、サポートサイトに詳しく記載されているので、そちらを参照してほしい。

 最後に作成しておいた子供のプロファイルで「有効」にすれば、セットアップは完了だ。通常のアプリとインストール手順が違い、また、子供用スマホの場合は細かな設定も必要となるだけに、サポートサイトの手順をしっかり見ながら作業するといいだろう。

【デバイス管理者を有効化】「子供」を選んでセットアップすると「デバイス管理者を有効にしますか?」と聞かれるので、「有効にする」をタッチ。手順に従って、各種設定を続けていこう
【子供のスマホでペアレンタルコントロールを有効化】設定が終われば最後に子供のプロファイル画面で「有効」ボタンが表示されるので、これをタッチすれば、Parental Controlのセットアップは完了だ
利用時間や保護者の決めたルールが確認できる子供のスマホのメイン画面。制限時間を過ぎた場合などにも表示される

 ちなみに、子供のスマホ1台につきライセンスが1つ必要となるため、子供2人を見守りたい場合は、合計2つのライセンスが必要となる点には注意したい。ただし、保護者の方はライセンス不要だ。

 子供のスマホ利用状況をチェックするには、保護者のスマホからParental Controlを開くだけ。もちろんブラウザーから「my.eset.com」へとアクセスすることでも表示できるので、スマホだけでなくPCやタブレットからでもチェックできる。

保護者のスマホでParental Controlを開くと、子供のスマホの利用状況確認、ルール設定などが可能。どういった使い方をしているのか、ひと目でわかる
PCからでもブラウザーでmy.eset.comへとアクセスすることで、子供のスマホの利用状況などが確認できる。表示や設定内容は、スマホのアプリと変わらない

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