このページの本文へ

ファンへの供給電圧を5V、12Vにした際のCPU/GPU温度をチェック

スイッチでファン回転数を変更、高い冷却性能で安定安心のゲーミングPC

2019年04月16日 07時00分更新

文● 宮里圭介 編集●八尋/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

その前にG-Master Mace H370の細部をチェック
効率よい排熱に使いやすいインターフェース、掃除もラク!

 実際に温度を測る前に、ARC Mini R2がどういったケースなのか、G-Master Mace H370の実機で細部をチェックしていこう。

 最大の特長は、前面と背面にそれぞれ120mmのケースファンを搭載し、しっかりとした吸排気が可能になっている点。前面の吸気部には指で押すだけで簡単に取り外せるフィルターが装着されているので、日頃の掃除・手入れも簡単にできるのがうれしい。さらに吸気性能を高めたければ、前面にもう1つ120mmファンの増設が可能だ。

押すだけで簡単に取り外せるフィルターが便利。吸気部分にはホコリが溜まりやすいだけに、簡単に掃除できるのがうれしい

 さらに上面にも140mmの排気ファンを装備し、熱が溜まりやすい部分からの排熱もしっかりと考えられている。なお上面はメッシュになっているので、ファンがなくても熱は溜まりにくいのだが、通気性を重視するならあるに越したことはない。ここにもフィルターが装着されているので、マシンを使わないときでもホコリが内部に入らないというのはメリットだろう。

上面のフィルターは背面の手回しネジを外すことで取り外し可能。上面全体がメッシュとなっているため、熱を逃がしやすいというのもポイントだ

 ケース内の熱源としてはCPU、ビデオカードが大きいが、意外と忘れがちなのが電源。負荷が高くなると消費電力が増加し、それだけ電源からの熱も増えてしまう。ARC Mini R2では電源は底面配置となっており、電源用の吸気も底面から。ケース内とは関係なく吸排気できるため、ケース内温度を上げることなくしっかりと電源を冷やせる。もちろんこの底面の吸気口にはフィルターが装備されており、電源内へと侵入するホコリを最小限に抑えてくれる。ケースの背面側からとはなるがフィルターの着脱が簡単なため、当然、メンテナンス性も高い。

背面、電源の下にある吸気部にフィルターを装備。底面はとくにホコリを吸い込みやすいだけに、まめに掃除してやろう

 ARC Mini R2の上面、手前の部分には、リセットボタン、マイク入力、ヘッドフォン出力、電源ボタン、USB3.0×2、スライドスイッチなどのインターフェースが配置されている。よく見なければスルーしてしまいそうだが、このスライドスイッチ、実はファンコントロール機能として利用できる。冷却性能が必要な場合は12V、静音性を重視したい場合は5V、バランスを取るなら7Vへと動かすことで、ファンを任意の回転速度に設定できる。

電源スイッチやUSBなどは上面、手前に配置。タワーケースは足元に置くことが多いだけに、上面に配置されていると使いやすい

 ということで、実際に試してみよう。