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柳谷智宣のkintoneマスターへの道 第82回

ラベルフィールドを活用してkintoneアプリの業務効率を上げてみる

2019年04月24日 09時00分更新

文● 柳谷智宣

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直感的に利用できる「一覧へ戻る」ボタンの設置方法

 レコードの詳細画面から、もとの一覧画面に戻る場合、スマホアプリであれば左上に表示されている「←」をタップすればいい。しかし、ウェブブラウザーだとアプリ名もしくは一覧のところのリンクをクリックする必要がある。家のアイコンをクリックするとホーム画面が開くし、ブラウザーの戻るボタンを押しても必ずしも一覧が表示されるわけではない。

 直感的に利用できる「一覧へ戻る」ボタンがほしいなら、「ラベル」フィールドの出番。「一覧へ戻る」といったテキストを入力したら、「リンク」アイコンをクリック。アプリの一覧ページのURLを貼り付ければいい。これで、誰でも迷わずに一覧を表示できるようになる。

一覧のURLをコピーしておく

ラベルフィールドの設定画面でリンクアイコンをクリックする

URLをペーストして保存する

アプリの詳細や入力画面に「一覧へ戻る」ボタンを設置できた

ラベルフィールドに画像を貼り付ける裏技

 ラベルフィールドのリッチエディタ画面では、画像をアップロードすることはできない。しかし、裏技を使うことで貼り付けることは可能。詳細や入力画面からほかのアプリに誘導したりする場合、アイコンを表示させるといった使い方ができる。

 まずは、画像を保存するためだけのアプリを作成し、添付ファイルフィールドを用意。画像をアップロードしたら、その画像を右クリックしてコピーする。

 あとはラベルの設定画面でペーストすればいい。複数画像を貼り付けることも可能だ。あとは、リンクを貼ったりテキストを追加したりすれば完了だ。

添付ファイルフィールドを用意したアプリに画像をアップロードしてコピーする

フルサイズの画像をコピーするならサムネイルをクリックして拡大表示してからコピーする

画像を貼り付けたら、テキストを入力したり、リンクを貼ったりして「保存」をクリック

「タグ」フィールドに画像付きのアプリリンクを表示できた

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