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石川温のPCスマホニュース解説第36回

すでにキャッシュレスでは先行している:

au PAYが後発でも強い理由

2019年04月08日 09時00分更新

文● 石川温

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●すぐに換えやすいサービスを

 au PAYでの支払い時、残高が不足していたときでも、その場で不足分をリアルタイムにチャージしてくれ、ストレスなく支払いを完了できるという仕組みだ。不足分は翌月の携帯電話料金と合算して支払える。

 「まさにキャリアでしか提供できない仕組みではないか。いま使った分が翌月の請求書に載ってくる。au PAYの残高がゼロでも、限度額内であれば後払いとして利用できる」(中井氏)。

 現在、QRコード決済を活用している多くの人が「お得なキャンペーン目当て」だったりする。最高20%のキャッシュバックを目当てに魅力的なキャンペーンをしているところを渡り歩いて使っている、という人も多いだろう。実際KDDIでも、チャージ額を10%増額したり、三太郎の日にはポイントを20%増量するなどのキャンペーンを実施する予定だ。

 おそらく、なんちゃらPay事業者たちによる「高額キャンペーン合戦」は今年10月の消費増税まで続くものと思われる。しかし未来永劫、高額キャンペーンを続けていくのは不可能なわけで、いずれどの事業者も大盤振る舞いのキャンペーンは収束させていくとみられる。ではKDDIとしては、将来的にユーザーに継続してもらうためにどんな手を打つつもりなのか。

 中井氏は「継続して使ってもらう仕組みをどう構築するか、事業者側としては重要な課題と捉えている。我々としては(auでんきや光回線、オンラインショッピングなど)いろんなものでポイントがたまっていくが、さらに、すぐに現金価値として換えてもらえるようなサービスを出していきたい」と語る。

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