このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

「フレイル体組成計」「脂肪燃焼モニター」「カード型活動量計」を発表

タニタ、生涯現役社会の実現に向けた新事業戦略、新製品を発表

2019年02月04日 16時00分更新

文● 戸津弘貴 編集●北島幹雄/ASCII STARTUP

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

健康と生活が連携した未来の社会を関根親子が一足早く体験

 続いてのデモンストレーションでは、ゲストとして、関根勉さん、麻里さん親子が登場。今回紹介された3つの製品を体験した。

 2人は、自分のカード型活動量計のIDカードをリーダーにかざして「出勤」をタップ。すると、出勤前に遠回りで歩いてきた(設定の)麻里さんは、すでに目標の歩数を達成しているので、ボーナスポイントをゲット。ランチはちょっと豪華なメニューを提案されその場で予約。

 関根勤さんは目標を達成しなかったのでランチはヘルシーメニューが提案され、さらに帰宅時は2駅分歩くことを推奨される結果に。

 続いては、フレイル体組成計と運動機能分析装置zaRitz(ザリッツ)を使ってフレイル度合いをチェックすると、総合得点は95点。リハーサルではさらに良いスコアだったということで、「普段から健康に気をつけていたり、ゴルフで鍛えているのが良かったのですかね?」と結果に満足げな様子。

 「脂肪燃焼モニター」には麻里さんがチャレンジ。普段は子育てがトレーニングだという麻里さんは3歳のお子さんを抱き上げることでだいぶ鍛えられているとアピール。計測結果は850ppbとして、脂肪の燃焼具合が数値で表示されていた。

 さらに谷田社長がポケットから取り出したのは、手のひらサイズの「脂肪燃焼モニター」。もちろん、機能はしないモックアップだが、将来的にはこのくらいのサイズまで小型化して、誰でも気軽にチェックできるようにしたいと意気込みを見せた。

 生涯現役社会の実現には、あらゆる世代の健康意識向上が不可欠。タニタは体組成計や活動量計といった計測機器の開発・販売だけでなく、誰もが継続的に取り組める健康プラットフォームの構築や、フィットネススタジオ、タニタ食堂などさまざまなハードとソフトを融合させた事業を展開してゆくとしている。

■関連サイト

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

ピックアップ