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新車を買った情報2019 第10回

マツダ ロードスターRFでギターとアンプは運べるのか

2019年04月06日 12時00分更新

文● 四本淑三、編集●西牧

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このトランクはVOX AC10用に設計されていたのか疑惑

 これはVOX の「AC10C1」というコンボタイプ、つまりスピーカーキャビネットとアンプが一体となったフルチューブアンプであります。出力10W、スピーカーは10インチと小型ぶりながら、実にVOXらしい音がするんであります。

  ブランドのラインナップにはAC15、AC30といったより大型のアンプもあるんですが、AC10の音が私は一番好みですねえ。おまけに軽くて12.3kg。片手で持って、余裕で階段も上り下りできる。

 まさに私の体力と生活にピッタリ合ったアンプでありますが、今回ビックリしたのはトランクへのハマり具合であります。トランクの底にはこんなくぼみが設けられているんですが……。

 お前はシンデレラのガラスの靴か! というくらいピッタリハマるんであります。

 くぼみは、実測でおおむね縦38cm、幅53cm、深さ10cm。対するAC10C1はカタログデータで、高さ410mm、幅520mm、奥行き210mmとなっています。

 高さがくぼみの縦より大きいんですが、それでもピッタリなのは、カタログデータは底のゴム足と取手を含んだ値だから。ハコの外形だけであれば、実測で高さは365mm程度。おまけにトランク側が、アンプのゴム足を逃がすような形になっているので、ピッタリハマるんであります。

 トランクのくぼみは、底へ行くほどすぼまった形状でして、半分くぼみに埋まる感じで収まります。だからガタつきもなく、多少の加減速や横Gを受けても平気であります。フルチューブなので振動で壊れることを気にする方は、底にウレタンでも敷いておけばさらに良いでしょう。

 以上、NDロードスターにギターアンプを載せるなら、VOXのAC10C1が絶対のオススメであります。

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