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今買うべきコンパクトスマホ4機種レビュー 第3回

隠れた実力派&良コスパのコンパクトスマホ「Pixel 3」「iPhone 7」

2019年04月10日 12時00分更新

文● 島徹 編集●ASCII編集部

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【カメラ画質チェック】画質良好だがやや鮮やかすぎる印象も

 メインカメラは1220万画素で、光学手ブレ補正も搭載。グーグルの開発した画像処理性能が特徴のカメラとなっている。

 実際に屋外、料理、夜景をオート撮影したところ、高い解像感とメリハリの効いた写真を撮影できた。SNS投稿を意識したような画質だ。

 

 夜景は夜景撮影モードで撮影したところ、ロ―ノイズかつ夜景の光がかなり鮮やかな写真を撮影できた。実際の風景と比べると、SNS投稿向けにかなり盛った感じの印象になる。とはいえ、手ぶれなくロ―ノイズの夜景写真を撮れるのは魅力。露出をうまく調節して、好みの明るさの写真を撮るといいだろう。

【結論】制限は気になるが、長く使えるOS更新が魅力

 「Pixel 3」はグーグル製だけあり、OS更新の保証や新しいサービスが優先して提供されるなど、スマホ好きやガジェット好きにとっては魅力的なスマホだ。SIMフリー版やソフトバンク版を選ぶ場合は、防水とおサイフケータイに対応しつつカスタムやプリインストールアプリのない、快適なAndroidスマホとして利用できる。

 

 コンパクトスマホとして見た場合、68mm前後のモデルとしてはスリムで、背面の磨りガラスのパネルにより手のひらでしっかり握りやすい。指紋認証センサーが背面という点を除けばかなり使いやすいスマホといえる。Snapdragon 845搭載としてはやや性能は控えめだが、それでもスマホ全体ではかなり高性能なので気にはならないだろう。

 一方、ドコモ版を購入する場合は、ドコモメールアプリが使えない、128GBモデルを選べないなどの制限事項が気になる。また、気になる点といえばSIMフリー版の価格の高さ。スマホの性能はいいが、販売時の注意点が多いのは気になるところだ。

 とはいえ、量販店やケータイショップの店頭だと、ドコモやソフトバンク向けにMNPなどの条件で割引が付いていることも多い。購入を検討するなら店頭価格をチェックしてみるといだろう。

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