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新車を買った情報2019 第9回

マツダ ロードスターRFのトランクは実用性があるのか

2019年03月30日 12時00分更新

文● 四本淑三、編集●西牧

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人生がときめくトランクの魔法

 自動車のユーティリティースペースというのは、おそらく時速300kmで走れるスーパーカー同様、幻想を売っているのであります。ハコが大きければ、夢も広がる。みんながそう思っているから、背の高い軽自動車や7人乗りのSUVは売れるのであります。

 それも悪くありません。でも、広大な空間をいつ、なんのために使うのか。公道を300kmで走れないのと同様、使い切れない空間を毎日背負って走るのは無駄ではないのか。

 そう思い始めたら、クルマで運びたいもののイメージを片付けてみましょう。ときめくものだけでトランクを満たしたいと思えば、意外と大した空間は必要ないんであります。

 私にとって、まずオープンカーといえば不良の乗り物であります。さっきからお前は一体なにを言っているんだとお思いでしょうが、かまわず続けますと、不良といえば私の世代ではエレキギターであります。

 今では信じられませんが「エレキなんぞは不良の楽器、学園祭で演奏するなどまかりならん」という時代が、大昔の日本にはあったのであります。そうした不良性の源泉は音量にあるのでして、それを物理的に行使するのがギターアンプなのであります。

 このクルマに積めるギターアンプはあるのか。積めるとすればどれくらいの大きさまで平気なのか。入りそうなやつにときめいたら買っちまおう。

 そこでギターアンプの実物大モデルを段ボールで作り、どこのメーカーの何が入りそうなのかを試しているところであります。

 続きはまたいずれ。スパークジョイ!! きゅんっ!!

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